内容説明
東京大学法学部→財務省→弁護士という経歴の裏には効率的に努力を続けられるメソッドがあった!不得意なことは努力しなくていい、スケジュールはあえて立てない、朝食は早めに、昼食は遅めに、基本書をネット注文してはいけない、ルールには「抜け道」を、努力が続く習い事・続かない習い事ほか、今日から実践できるメソッド。
目次
第1章 正しい努力のための方法論(なぜ人は努力することができないのか?;不得意分野の努力はやめるべき ほか)
第2章 努力を始めるための方法論(謙虚になるということは;教本は1冊にこだわる ほか)
第3章 努力を続けるための方法論(谷選手とお蝶夫人の名言;なぜ人は一生懸命選んだ手帳を1ヵ月で使わなくなるのか ほか)
第4章 努力を完遂するための方法論(とりあえず早起きしてみる;「勝負スポット」を複数作る ほか)
著者等紹介
山口真由[ヤマグチマユ]
弁護士。1983年、北海道生まれ。2002年、東京大学法学部に入学。在学中3年生時に司法試験合格。4年生時に国家公務員第1種試験合格。2006年に東京大学法学部を首席で卒業後、財務省に入省し、主に国際課税を含む租税政策に従事する。2009年9月、弁護士登録。現在は企業法務と刑事事件を扱う弁護士として働きながら、テレビ出演などでも活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろき@巨人の肩
133
タイトル通り「努力するための方法論」が著者の体験談をもとに語られたライフハック本。勉学に対する努力のコツは、読む・聞く・書く・話すという作業のうち、自分の得意な作業をひたすら繰り返すこと。他啓発本同様に「習慣化」の重要性を説いているが、著者に費やした努力の時間に只々、圧倒された。また人生の優先順位付けや、努力するための生活のルール化、ルール違反時の正当化など「論理的に自己管理する能力」がとても優れていると感じた。スケジュール管理について、日記や手帳ではなく、他者へのコミットが有効という点は腹落ちした。2021/10/21
アキ
102
2014年発行。Wikiによると2022年3月現在の肩書は「信州大学特任教授、法学博士、ニューヨーク州弁護士」だそうです。本書発行後メディアでお見掛けすることが増えました。ご両親とも札幌で医師をされておられるようです。37の方法は今読み返しても納得できる方法です。特に「自分との戦い」に持っていかないこと、ライバルとの戦いや数字との戦いにして「外圧」を用いて自分を駆り立てることや、タイムリミットのある朝に努力してみるなど役に立つノウハウがたくさん。さすが司法試験前に1日19時間30分の勉強をした強者ですね。2022/10/20
p.ntsk
91
著者は東大を首席で卒業、在学中に司法試験と国家公務員一種に合格し財務省を経て弁護士となりその後ハーバードに留学し現在タレントとしてテレビにも出演している。その著者の努力についての考え方や努力するための具体的な方法論などが縷々述べられている。努力することに対するストイックさはハンパない。何よりいいことや当たり前と思うことも言っているがそれを徹底して実践し結果や実績に結びつけているところがすごい。 2018/10/21
とも
87
山口さんの本3冊目。 とても真面目な人だなぁ。頑張れる工夫やアイデアが面白かった。私は何とか上位3分の1に入れるよう努力をしよう。 でも、努力した後に何をしたいのか、何のために努力するのかしっかり考えてからにしよう。 2020/11/30
桜井葵
83
タイトルで期待値が上がりすぎていて期待して読んだが肩透かしを喰らった印象。スゴいことが書かれているかというと割りと普通のことが淡々と書かれています。凡人が何かを習得するのには努力をするのが当たり前。良かった部分。努力していることを周りに見せる。努力すること➡反復、継続。得意分野の見分け方➡インプット「読む」「聞く」アウトプット「書く」「話す」この4分野を自分で5段階評価し得意分野に特化して努力する。インプットが得意でも最終的にはアウトプットしなければ成果に結びつかないのでどうなんだろう?とは思います。2019/03/14
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