内容説明
小学生から読める!新しい道徳のスタンダード。子供たちの心を育てる33話!偉人が、名作が、教えてくれる“大切なこと”。
目次
第1部 しっかりとした自分(はきものをそろえると心もそろう(藤本幸邦)
良い習慣を身につける―フランクリン ほか)
第2部 人とのかかわり(挨拶は苦手である(幸田文)
心のもてなし(千玄室) ほか)
第3部 かけがえのない生命(新ちゃんの流しびな;コンスタンチン君 命のリレー ほか)
第4部 みんなの中の自分(BE GENTLEMAN―クラーク先生の宣言;返せなかった本 ほか)
第5部 だれかのために(あかぎれ―中江藤樹とその母;たこちゃんへ、家族へ―栗林忠道中将の手紙 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やじ
13
2013年12月発行。小学5.6年の道徳指導要領に基づき、有識者の会により編纂された教科書。子供達の「肚(はら)」を養う為には伝記を読ませるのが一番。私が子供の頃は、先生に伝記を読むよう言われましたが今は違う⁉︎先生を信じ、我が子には敢えて言わなかった事を後悔し、この本を我が家のトイレ図書館(笑)に常設しました。そんな場所に置くのは不敬ですが教育の為です、お許しを(ノ;・ω・)天皇陛下のお話、栗林中将のたこちゃんへの手紙と奥様への手紙など、涙ポタポタです。遊就館で購入。ますます不敬(ノ;・ω・)ノ2015/05/11
勝部守
10
とてもよい話ばかり。偉人だけでなく、色んな人々の伝記を取り上げており、好ましい。小学生向けなだけあって、読みやすく書かれており、一気読み2016/07/20
だろん
5
もう、廣済堂の「私たちの道徳」が選定教科書として学校に配布されてるのかな?で、一般科目と同じく生徒にまで無償で供与されてるのだろうか?学校というものが「人格の完成」を目的とする以上、学力偏重で本来の目的を形骸化させてしまっては学校に通う意味もないし…道徳教科書は学校へ配布の副読本として年次使い回しさせるのではなく、ぜひ生徒に無償供与すべきだな。多くの伝記を通し生徒に学ぶことへのモチベーションも都度に提供できるだろう。でも、まずは教師および父兄でこの意義を共有する作業が必要だ。2015/05/21
ちなつパパ
5
「道徳の教科化」の必要性が叫ばれている昨今、歴史教科書問題で耳にする「育鵬社」刊の本書を手にとってみた。思わず涙がこぼれしまう感動的な作品もあり、日本の子供たちの心を育て、肚の据わった大人への道を拓く内容である。行間からは執筆陣の「日本の将来を憂う気持ち」そしてなにより「子供を愛し、日本という国を愛する心」が溢れでているように思うのは私だけだろうか。『道徳の教科化は、特定の価値観を国が植え付けることになり反対』などど声高に叫ぶ日教組や左翼...多くの国民の声なき声は、道徳の教科化に賛成であると信じたい。2014/01/03
かいりゅ
2
松井選手がでているので、つい衝動買いしてしまいました。読み進めると、日本人とは、道徳とは、など人間として再確認したい内容ばかりでした。この本は小学生から新人社会人などにもオススメですね。2016/01/16