内容説明
オリヴィアは伯爵令嬢ながら、父が借金だけを遺して亡くなったため、もはや結婚をあきらめ社交界を離れて静かに暮らしていた。一方、バサースト侯爵ガブリエルは、兄の急死を受けて家督を継いだはいいが結婚の意志はさらさらなく、名うての放蕩者として浮名を流していた。そんなふたりがある舞踏会で偶然顔を合わせる。ひと目でオリヴィアに惹かれた侯爵は彼女を誘惑しようとするが、オリヴィアには人に言えない秘密があった…。大家が軽快な筆致に乗せて贈る官能と興奮のリージェンシー!
著者等紹介
メイスン,コニー[メイスン,コニー] [Mason,Connie]
歴史ロマンス小説を50作以上発表し、いずれもベストセラーとなる。冒険と官能に彩られた作風で、多くのファンを獲得し、歴史ロマンスの大家的存在。1990年、ロマンティック・タイムズ・アワードのベスト・ストーリー・テラー賞、1994年、同西部劇部門栄誉賞を受賞。フロリダに在住
藤沢ゆき[フジサワユキ]
東京都出身。翻訳家。早稲田大学第二文学部卒業。オハイオ州立大学大学院で教育学を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たまきら
23
自堕落な生活を送っているハンサムさんが不倫帰りにサクッと二人組の強盗にあうところから話が始まります。実はこの強盗、没落貴族の令嬢なんです…。いくら女性に権利がない時代とはいえ、犯罪以外に生きるすべがない、というところにいまいち説得力がないのが残念です。とはいえ、じゃああとは愛人?いやあ、ごめんだし。ま、この女子は超美女なので男子があっという間にメロメロになって彼女のためにいろいろやるんですけどね。ほんと、「一途な恋」です。でも原題も好きだなあ。 2017/02/06
KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
20
良かった~(☆∀☆) テンポがあって、謎もあって、いい感じに焦れったくて、HOTシーンもほどほどにあって、もう大満足(^_-)2017/10/05
Miyuki_fsog
14
ん➰なんでだろ⁉hotシーンも満載で『またっ?』ってくらいなんだけど キュンキュンがたりなかった。。(〃_ _)σ∥ ヒロインがお金の為にしてた事も、ヒーローが隠してた秘密も 今一つだった。 それでも、ラストの双子プラスのハッピーエンドで帳消しかな( ̄▽ ̄;)2017/11/08
ちゃろ
7
★★★☆☆放蕩者トリロジー1作目。積読本だったけど一気読みしよう。ヒロインの強盗と無茶な行動がちょっとのめり込めない要因かも。それにヒーローは結婚しない、子供は作らない独身を謳歌しているように見えてヒロインに一目惚れ。尻に引かれるヒーローが目に見えるよう。2016/04/14
矢田ふみえ
3
会えば、愛をかわしているのになかなかくっつかず。子をつくれない理由もなんとなく予想ついたけど。追いはぎは、罪に問われないんだ。2018/08/20