内容説明
投資信託の手数料が高いワケ、外貨の高利率の落とし穴、毎月分配型投信の原資は…。金融のプロが商品のカラクリを暴き失敗しないための秘密を大公開!NISA活用法も解説。
目次
第1章 なぜプロは投資信託を買わないのか
第2章 株の銘柄選択は無意味なので、プロは他人が奨める株は買わない
第3章 プロは預金を軽視しない
第4章 プロは外貨の利率の高さを信じない
第5章 仕組債は理論的には損をして当然
第6章 銀行のカモでしかない、中小企業のデリバティブ
著者等紹介
永野良佑[ナガノリョウスケ]
金融アナリスト。外資系金融機関でデリバティブを駆使した商品設計等に長期間携わる。現在は執筆・講演活動のかたわら、金融教材の作成協力など投資家教育にも強い関心を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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紫砂茶壺
2
売りつける側が儲かる仕組みになっているからプロはこんなもの買いませんよ、という金融商品指南。胴元である親が儲かる、というのは裏を返せば子が損するということ。銀行や証券会社は自らと投資家との金融商品に関する情報の非対称性(格差)を利用して、一見お得感を出しつつ投資家に不利な商品を巧みに売りつけるのが理解できた。読んでからちょっと不安になって確定拠出年金のポートフォリオを見たら、投資信託入れまくってて、信託報酬のせいであまり利益出てなかった。「知らない」というのはダメだなぁ。2017/08/14
tz
1
図書館で借りて、仕組み債やレバレッジは端折りながら読了。ヘッジ付きの意味や為替と株式・債券を同時に追うのが良くないことは何となく分かった。2017/01/17
Masanori Fujimoto
1
金融商品全般について結構詳しく解説 何となく買う側については不利だと感じていたのが、 数字で分かる様、解説されていいました。 また営業の建前とホンネの部分についても書かれていまして、 結構楽しく読めました。 2014/04/21
うめにゃん
0
仕組債を本日契約して来ちゃった・・・。 銀行さんも比較的⁉︎安全って言うからさぁ・・・。 先に読むべきだった。 うーん、今日からブラジル応援団です(涙)←レアルの為替参照だから(。-∀-)2017/02/08
プルップー
0
初心者の自分にはやや高度。みんなETFを薦めるのだなあ。2014/08/29
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