内容説明
十九世紀初頭のロンドン。“エジプトクラブ”は会員の妻以外の女性には門戸を開いておらず、クラブ創設者の娘で象形文字の専門家であるセシリーですら門前払いを食わされてしまう。しかし秘書失踪事件でかけられた父への疑いを晴らすためには、どうしてもクラブに入って父の日記を探す必要がある。そこで会員と結婚するしかないと考えたセシリーは、失踪した秘書の兄であるウィンターソン公爵と手を組み、花婿選びに協力してもらうことにするのだが。王道感溢れるリージェンシーの新星登場!
著者等紹介
コリンズ,マンダ[コリンズ,マンダ] [Collins,Manda]
2012年、『公爵と愛のワルツを』でデビュー。“ロマンティック・タイムズ”誌の新人賞にノミネートされるなど大きな評判を呼ぶ。現在、教養大学で学術図書館員として勤務するかたわら、人気作家としての地歩を固めている。アラバマ在住
文月郁[フミズキイク]
翻訳家。日本女子大学家政学部児童学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ち~
21
エジプトに発掘調査に出かけ、意識不明で戻ったハーストン子爵と、行方不明の秘書ウィリアム。それぞれの娘セシリーと、兄のルーカスは共にウィリアムの行方と、ハーストン子爵の日記を探すが、ハーストン子爵にウィリアム殺しの嫌疑が。その事で微妙な空気ながらも愛が芽生え始める2人。色々あって結婚するが、過去に婚約者に裏切られたセシリーは二度と傷つきたくないと、ルーカスと距離を置く。なんでやねん!そんなセシリーを信じ、待ち続けるルーカス。健気だ…真っ暗な中、不法進入の上の潜入捜査はやっぱりワクワクするのである♡2017/06/28
kyara
4
冒頭部分のキャラが、途中で変わる感じ(ヒーローもヒロインも)がチョイ気になったけれど…面白かった。登場人物欄が異様に多い割には重要人物は少なめ(笑)1作目なので顔見世興行的な?2013/10/29
める
2
昨年デビューしたばかりの新人作家の、記念すべきデビュー作。一年足らずで翻訳、海外出版されたことにびっくり。ですがその性急さも頷けるほど面白かったです。正直ミステリー部分は新鮮味に欠けましたが、ロマンスとしては(次回作以降への期待も含めて)満足するものでした。個性的な従姉妹達と男性諸君の関わりも楽しみだけど、何と言ってあの意地悪キャラが主役の作品まであるとは驚き!期待半分不安半分で邦訳を待ちたいと思います。それにしても良い継母とは意外でした!2013/09/08
矢田ふみえ
1
つっこみどころが、いろいろあったけどまぁいいか。って感じ。
みぃ
1
★☆☆☆☆ 脱落…途中までは面白かったんだけど、結婚後がイマイチだった気が…うーむ。。2013/12/04
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