内容説明
今、注目を集めている「医療否定本」の多くは、あまりに極論であり、誰にでも当てはまる話ではない。むしろ、当てはまらない人のほうが多い。ベストセラー『「平穏死」10の条件』の著者が教える、治療をするとき、休むとき、やめるとき。
目次
第1章 知っておきたい日本の医療の基礎知識(日本の医療システムは、文句なしに世界一;足りないのは、「医者」ではなく「総合医」 ほか)
第2章 検診を受けるか、受けないか(「がん」と「がんもどき」の間がある;2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで死ぬ ほか)
第3章 患者よ、もっと賢くなれ(「早期発見」は、やっぱりラッキー!;「がんもどき理論」は、あと出しジャンケン ほか)
第4章 抗がん剤の真実(毒をもって毒を制す;近い将来、「分子標的薬」が主役になる ほか)
第5章 今日からできる暮らしの見直し(生活習慣病は老化現象ではない;がんも認知症も、生活習慣病があるとなりやすい ほか)
第6章 「尊厳生」を全うする秘訣(「余命」は最後の最後までわからない;「末期」の定義よりも、話し合うことが大事 ほか)
著者等紹介
長尾和宏[ナガオカズヒロ]
医療法人裕和会理事長、長尾クリニック院長。1958年香川県生まれ。1984年東京医科大学卒業後、大阪大学第二内科に入局。1995年兵庫県尼崎で開業。年中無休の外来診療と365日24時間体制での在宅医療に従事。医学博士、日本慢性期医療協会理事、日本ホスピス在宅ケア研究会理事、日本尊厳死協会副理事長・関西支部長、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医、日本内科学会認定医、日本在宅医学会専門医、日本禁煙学会専門医、日本病態栄養学会評議員、労働衛生コンサルタント、関西国際大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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