内容説明
「イタコ」はあの世とこの世をつなぐ、死者や神仏の代弁者。高齢化が進み、廃れていく「イタコ」の世界にとびこんだ若い女性がいた―。現役かつ最年少のイタコが初めて明かした数奇な半生と知られざる“イタコの世界”。苦悩から解き放たれ、この世を幸せに生きるためのヒント。
目次
第1章 苦悩の日々(憧れの職業は「イタコ」;保育園を“中退”した子ども ほか)
第2章 イタコへの道―決心(平日ヤンキー、週末イタコ;私を導いた師匠・林ませのこと ほか)
第3章 イタコとして生きる(イタコの世界は女の修羅場!?;イタコは、過去を占う ほか)
第4章 死後の世界はあるのか(地蔵菩薩が死者を導く恐山;恐山という癒やしの場所 ほか)
第5章 先祖は私たちを生かしている(仏様の言葉が持つ力;心が疲れている日本人 ほか)
著者等紹介
松田広子[マツダヒロコ]
1972年、青森県八戸市生まれ。南部八戸イタコ六世代。現役のイタコでは最年少のため、「最後のイタコ」と呼ばれる。南部八戸イタコ五世代・林ませ氏に弟子入りし、高校一年生の夏から、イタコ修行を始める。1991年7月、恐山の夏の大祭でイタコとしてデビューを果たした。現在は、八戸市在住の郷土史家・江刺家均氏に師事しながら“オシラ様遊ばせ”など青森に根付く信仰や風習を後世に引き継ぐべく活動中。青森県上北郡野辺地町「まかど温泉ホテル」では、旅行客向けに口寄せを不定期に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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