世界史の中の日本 本当は何がすごいのか

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世界史の中の日本 本当は何がすごいのか

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784594068295
  • NDC分類 210.18
  • Cコード C0095

内容説明

グローバルな視点で書かれた日本の歴史と文化!日本と朝鮮、中国、アメリカ、イギリス、ドイツ、イタリア、フランス、ロシアの読み物コラム付き。

目次

第1章 日本人の視点で世界史を語ろう
第2章 四大文明と縄文文明
第3章 世界の宗教の発生と日本の神道
第4章 古代ギリシアと日本
第5章 古代ローマ、秦・漢王朝と日本の国家形成
第6章 イスラムの勃興と日本の神仏習合
第7章 唐と宋の文化と日本
第8章 モンゴルの隆盛とヨーロッパの確立
第9章 ヨーロッパの世界侵略と日本
第10章 西洋の「近代」と日本の「近代化」

著者等紹介

田中英道[タナカヒデミチ]
昭和17(1942)年東京生まれ。東京大学文学部仏文科、同美術史学科卒業。ストラスブール大学に留学しドクトラ(博士号)取得。文学博士。現在、東北大学名誉教授。フランス、イタリア美術史研究の第一人者として活躍するかたわら、日本美術の世界的価値に着目し、精力的な研究を展開している。また、日本独自の文化・歴史の重要性を提唱し、日本国史学会の創設に尽力、代表を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

大島ちかり

14
お勉強になりました。物事、ニュースや文書だけで見てはいけない。必ず伝えていない、伝える必要のない事実がある。そちらの方が真実かもしれない。今起こっていることも歴史がなされたもの。日本も本当の歴史を見つめれば、今の状況をよくする方法が見つかるかもしれない。2013/12/15

T坊主

8
1)著者は美術史が専門であり、その視点から日本を見ていて、新たな見方を私に提供してくれた。西洋史は彼らの歴史観が基本である。一神教、多神教の違いやなりたちがよく分かり、歴史の教科書の副本に十分になりえる書又日本人に自信を与える書でもある。色々な事件、出来事は対外的な対作になっていく為の出来事であることがよく分かる。七沢賢治氏も言っているが、日本の文化、文明は世界のすべての受け皿と。2)日本の神道には経典がない、言葉が無い、持たないからその思想が普遍化されていない。2)朝鮮は一つの国にまとまることが少ない。2014/01/19

ごる

3
うーん…あまり肯定的に読めなかった。中国化する日本を読んでいる途中で、本書を読んだというタイミングも良くなかったのかも。向こうが、面白すぎた。こちらは、日本の優位性を証明するために歴史が使われている気がしてどうにもしっくりこなかった。大事なことが、〜と思います。って記述が多くて全体的にふわっとした印象をうけた。むー。一応、美術関係の記述などは参考になる部分はあったが、文章として、そうつながります?みたいな所も、あった。全体的に読んで損したとまでは、言えないが、心躍る読書体験ではなかった。2014/07/29

Rian

3
五大文明の提唱辺りから言い過ぎ感を覚えて、拭い切れずにそのまま読んでしまった。中には真っ当なことも書いてあったとは思うのだけど。これが最近書かれた本だと思うと何だかちょっと怖い気も。2014/07/15

ぱん

3
上辺だけの事実だけではわからない背景がものごとにはある。それを読み解いていくのがおもしろい。2013/11/05

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