内容説明
好景気でもリストラ急増!クビ切り指南役が語る未曾有の大解雇時代をしぶとく生き延びるための処方箋。
目次
第1章 なぜアベノミクスはリストラを推し進めるのか?
第2章 重大事案で読み解くリストラ史
第3章 真っ先にクビが飛ぶ意外なターゲット
第4章 一般社員は知らない人事決定の裏側
第5章 人事権者の複雑な本音と建前
第6章 来たる大量失業時代への心構え
著者等紹介
中沢光昭[ナカザワミツアキ]
経営コンサルタント。投資会社、経営コンサルティング会社などにおいて企業再生、成長を見据えた企業変革に約20年従事したあと、独立。現在も企業再生をメインに活動を行う
伊藤龍一[イトウリュウイチ]
社会学博士。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業、慶應義塾大学大学院修士・博士課程修了。産業組織心理学とコミュニケーション論を専門とする。大学講師を務めた後、企業の人事・採用教育部門のコンサルティングと研修実施に携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アメフトファン
43
うーん。かなり微妙な本でした。そもそも今は好景気なのか?とかそこまでして会社にしがみつかなければならないのか?とか疑問符だらけの内容でした。ところどころに垣間見える僕はリストラする立場で、される方には絶対ならないという自負や自慢話が不快。はっきり言って時間の無駄でした。2014/06/20
壱萬参仟縁
15
一見矛盾を感じるタイトル。リストラは避けて通れない道(8頁)とはいえ、当事者になれば、なんで俺が? だろう。役人のように天下り先があればいいが、ハロワでは年齢差別はあるので。バイト雑誌に依存するしかない。企業側のご都合主義では、景気がいい今に体力をつけるべく、人をカット。だが、その人は消費者でもある。増税が加われば破綻させられる。ゴシック太字で強調されるのは、アベノミクスの後の大不況で突然死のような倒産(31頁)。ヒェー。19Cラッダイト運動のように、機械、現代ではPCが人を排除する時代。またもやヒェー。2014/01/15
富原
4
リストラを解説した本。もちろん会社もしたくてしてる場合だけではないし、従業員も人生で遇いたくない出来事だろう。 ただ根底には、業績悪化があるし、そのためには従業員も日頃から儲けていくための努力をしていかねばならないと痛感した。 あと、無職のリスクの高さも覚えておかないといけない。2016/01/14
復活!! あくびちゃん!
3
“新基準”とあるが、それほどインパクトのあるものではなく、「まぁ、そういう人から対象になるよね」という程度。後半は、“おべっかを使い、なんとかしがみつけ!” 的な内容なのだが、こんな風に書かれると、「そこまでして会社に残りたいの??」感が強くなる。タイトルの割には、内容は今一つ盛り上がりに欠けるものでした。2014/11/20
かりんとー
1
能力がないからリストラされるわけではない。2015/04/28