コンドリーザ・ライス自伝―素晴らしいありふれた家族の物語

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  • サイズ B6判/ページ数 404p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784594067090
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0023

内容説明

ある家族の、黒人の、アメリカの自画像。アカデミックな成功を収めた政治学者にして、“黒人女性初の国務長官”、そして非凡なピアニスト―。人種差別の暴力渦巻く深南部に生まれた少女は、いかにして“アメリカ”の階段を上り詰めたか?心揺さぶる叡智と愛情の物語。

目次

早めのスタート
レイ家とライス家
ついに結婚
「ジョン、女の子よ」
「ピアノがほしい!」
両親は教師だった
輝きは水のなかに
学校での日々
夏休み
過熱するバーミングハム〔ほか〕

著者等紹介

ライス,コンドリーザ[ライス,コンドリーザ][Rice,Condoleezza]
2001年、女性として初めて国家安全保障問題担当大統領補佐官に就任。2005年、黒人女性として初のアメリカ国務長官(第66代)となる。現在は、スタンフォード大学教授、同経営大学院教授、同大学フーヴァー研究所上級フェロー

中井京子[ナカイキョウコ]
翻訳家。立教大学大学院博士前期課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Willie the Wildcat

73
子ブッシュ政権に入るまでの官民学界で、足場固める迄の半生を語る本著。コルベル教授との出会いと、モスクワ大学留学がもれなく転機。前者は専門性の確立、後者は専門性の実践。随所で触れた人種問題の観点、中でも印象的なのが英国外相ストロー夫妻が地元を訪ねた際の件。客観的現実の直視也。一方、モスクワ大学留学がピークとなる両親の金銭的負担。感謝と自戒を込めた当時の心情の吐露と推察。”一味”異なる回想録。政治舞台での自己評価が、気になるところ。因みに、Elway氏。KCで散々煮え湯を飲まされた苦い思い出が脳裏に浮かぶ。2022/06/08

りら

0
図書館。ご自身のルーツから今までを丁寧にたどる物語。育った環境、受けた教育、ご自身の素直な心と意思の強さ、努力、人脈を作る才能がこの人の今を作ったのだと思う。どれほど頑張ったかについては詳細に述べていないが、頑張らなければ今がないのは明白。また、軽妙な文章に、お茶目さも備えているのが垣間見える。ピアノ科の教授にピアノを教えてほしいと頼んだ際の一件は笑えた。ご自身の経験から得た処世術については、我々が仕事をする上でも参考になる。2013/07/30

Mari

0
両親が彼女のためにいろいろ努力をする姿に尊敬の念を覚えた。当時の情勢からいって黒人の両親が教職という尊敬される職を持っていても1人娘の彼女にスケートのレッスンを受けさせたりピアノを購入(レンタル)することは本当に大変だったと思う。深い愛情に包まれて育ったライスさんは自身に揺るぎない自信を持っていたし、両親も彼女の可能性を信じてやまなかった。結局のところ努力は言うまでもない事だが、意思の力というのは何ものにもかえられないものなのだと彼女の例を見ていると良くわかる。考えられない事は実現しない。無限の可能性をラ2012/12/30

けのび

0
差別から抜け出すには「2倍優秀であれ」の教えを心に刻む。子供の能力を伸ばすための親の努力、幼いころより家庭内で話し合う習慣、興味を持ってやることはたとえ後に違う道に進んでも無駄にはならない。今、子育て中の人、教育関係者にぜひ読んでもらいたい。2012/12/18

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