内容説明
不安におののくダットンの住民をあざ笑うかのように繰り返される凶行。いまだ杳として知れないベイリーの行方。ダニエルたちの懸命の捜査にもかかわらず、事件は混迷の度を深め、遂にはアレックスの身にも危険が迫る。緊迫した状況の下、いつしか心を通わせ愛を確かめ合うダニエルとアレックス。二人は協力して町に横たわる深い闇へと迫ってゆく…やがて待ち受ける衝撃の真相とは?RITA賞複数受賞の大人気作家が圧倒的なスリルと緻密な構成で贈る、ロマンティック・サスペンスの傑作。
著者等紹介
ローズ,カレン[ローズ,カレン][Rose,Karen]
ワシントンDC近郊で生まれ、メリーランド大学で化学工学を専攻。2003年に“Don’t Tell”で作家デビュー。第3作の『誰かに見られてる』(文春文庫)でRITA賞の2005年度ベスト・ロマンティック・サスペンスを受賞。さらに2011年にも“Silent Scream”で同賞を受賞するなど、このジャンルの第一人者として各賞・各ベストセラーリストを常ににぎわせている大人気作家である。現在、夫と2人の娘とともにフロリダに在住
伊勢由比子[イセユイコ]
東京女子大学文理学部卒業。出版社の編集長として数多くの翻訳物に携わる。翻訳講座の講師も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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みるて
2
図書館の本 読了2015/12/26
kazunorie
2
今週はカレン・ローズの週です。読みだしたら、止まりにくい。2014/10/07
mimi_chataro
2
過去の事件と現在の事件が絡み、人物も入り乱れる。結末は犯人逮捕という明快な解決にはなっておらず、次作へ持ち越される様子。チコッテリ、ヴァータニアンと珍しい名字が続き、次作ルークも変わっている。従軍牧師がよい働きぶりでした。2012/10/14
藤埜
1
ようやく下巻読了!!後半は息つく暇もない怒涛の展開で、前半にあった『おまえらこの非常時によう乳繰りあえるな…』的なラブシーンも控えめで大変面白かったです。 面白かったのが、翻訳者の方も同様の感想をお持ちだったと後書きにw この作家さんの前後の作品はこの作品と密接に絡んでいるようなので、読みたいような微妙な気持ち。2019/08/24
くろうさぎ
1
いやぁ・・・。これまた、大勢が死んでしまいましたねぇ・・・。生き残った人たちで、ぜひ、償いって言うか、、報いかな・・・・。更に、繋がっていく犯罪をなくす為に次の話かぁ・・・・。本当の黒幕にたどり着くのはいつになるやら・・・。2012/10/01
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