内容説明
1603年。スコットランド人領主の娘ブロンウィンは貴族令嬢とは思えない日々を送っていた。領地拡張に執念を燃やす父親は彼女を使用人の如く扱い娘の結婚など考えてもいなかった。愛する母はすでに他界し、心を許せるのは三兄のキアーのみ。ある日キアーの勧めで遠乗りに出た彼女は領地の境界近くで馬に乗った見知らぬ男性と出会った…。それを機にブロンウィンの暮らしは波乱の日々に一変する。『見知らぬ人のベッドで』に続く“気高き花嫁たち”シリーズ第二巻。
著者等紹介
ワイン,メアリー[ワイン,メアリー][Wine,Mary]
現在までに、ヒストリカル・ロマンス、ウェスタン・ロマンス、ロマンティック・サスペンス、ファンタジー等、20作を超える作品を発表。2008年エロティック・ウェスタン・ロマンス部門のEPPIE賞を受賞
香山栞[カヤマシオリ]
英米文学翻訳家。サンフランシスコ州立大学スピーチ・コミュニケーション学科修士課程修了。2003年より翻訳業に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。