内容説明
1603年。スコットランド人領主の娘ブロンウィンは貴族令嬢とは思えない日々を送っていた。領地拡張に執念を燃やす父親は彼女を使用人の如く扱い娘の結婚など考えてもいなかった。愛する母はすでに他界し、心を許せるのは三兄のキアーのみ。ある日キアーの勧めで遠乗りに出た彼女は領地の境界近くで馬に乗った見知らぬ男性と出会った…。それを機にブロンウィンの暮らしは波乱の日々に一変する。『見知らぬ人のベッドで』に続く“気高き花嫁たち”シリーズ第二巻。
著者等紹介
ワイン,メアリー[ワイン,メアリー][Wine,Mary]
現在までに、ヒストリカル・ロマンス、ウェスタン・ロマンス、ロマンティック・サスペンス、ファンタジー等、20作を超える作品を発表。2008年エロティック・ウェスタン・ロマンス部門のEPPIE賞を受賞
香山栞[カヤマシオリ]
英米文学翻訳家。サンフランシスコ州立大学スピーチ・コミュニケーション学科修士課程修了。2003年より翻訳業に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アン
20
1作目に続いてマクジェームズの男は良いですね~!カレンも強引だけど高潔なところが良いです!1作目よりもカレンの方がヒロインにメロメロでラブ度高め。なのでHOTな場面も多めでした。悪役側のマクウェイド家は最低の父と兄2人でした。この人達が期待通りの結果になってスッキリ。唯一一番下の兄キリーが信頼できる人物で、彼が次作のヒーローなのね。次はドルースかボニーの話かな~と思ってたので意外でした。彼らの話も読みたいですが、シリーズは続くのかしら?2015/06/15
たまきら
17
続き物の真ん中から読んじゃった。スコットランドの17世紀ものです。スコットランドについてくわしくなればなるほど日本の女子高生のタータンがなんだか愛おしくなる変な自分です。しかし…女子よ、今の日本に生まれてよかったようちら。なにこれ…オトンはネグレクトだし、誘拐されて誘惑されて初夜のシーツは外に掲げられて…ひくわ~こんな習慣。出血しなかったらどうするんだまったく。唯一の救いはマッチョで知的な三男坊のお兄ちゃん。筋肉と知性のコンボは好みよ~。2015/12/07
Miyuki_fsog
14
じゃじゃ馬と噂されるヒロイン!ヒーローに誘拐されて妻となるんだけど…ストーリー半分過ぎても、夫カレンに何かと反発するは逃げだそーとするわ‼する事はしてるのに❤それも喜んで(≧∇≦) それにしても、カレンはステキな野蛮人でした♪(´ε`*)2016/08/18
Akiko
13
途中で止まったが、なんとか、最後まで読めた。つまらなくて、読めなかったのではなく、ちょっと色々あって読めなかった、けど、最後まで読めて良かった。2019/05/23
Michelle
10
積読本を片付けるため、シリーズ続けて読みました。ベッドシーンにページを割く関係で、残り10%で敵役の悪巧みがあっさり解決するのがこのシリーズの特徴らしい。2024/05/14