内容説明
幼い頃から叔父で医師の池澤雅人(ARATA)に恋心を抱き続けてきた森本直子(榮倉奈々)は、雅人を追って、東京の東和医科大学への受験を決め、見事合格を果たす。が、ようやくの思いで上京した直子の前には、雅人の恋人、東和医科大学附属病院の病理医・原田彩(菅野美穂)が立ちはだかることに…。一方、彩は直子の恋心をすぐさま見抜き、雅人との結婚を強引に決めてしまう。そして、2人の女性の想いは、恋という“魔物”に翻弄されていく…恋するゆえの哀しみと喜び、女性の姿を描く、究極のラブストーリー。
著者等紹介
大石静[オオイシシズカ]
東京都生まれ。日本女子大学文学部卒。脚本家。97年、NHK朝の連続テレビ小説「ふたりっ子」で向田邦子賞と橋田賞を受賞。主な脚本作品に「長男の嫁」「アフリカの夜」「功名が辻」等
百瀬しのぶ[モモセシノブ]
東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。フリーライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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そのぼん
6
ドラマの方も見ていたのですが、全く一緒でした。キャストの顔が浮かびました。2012/04/08
はるか
2
ほんとにドラマのまんまだった。ノベライズだもんね。2012/01/23
ほのるる
1
ドラマのノベライズ本です♪ 重たい…けれど。。読んでいて人の心が動き、相手に想いが伝えられた瞬間は、どきどき。ずっと好きだった人から、愛してると言われたら、どんな場面だとしても幸福感でいっぱいなんだよなぁ。 康志は狂気。相手への気持ちがいつのまにかエゴに。嫉妬が憎しみに変わると、人はここまで壊れてしまう。 あと、ドラマで観るとキャストがとても良かった。2013/10/11
てりやき
1
もっと狂気じみた話なのかと思ったら全然そんなことはなかったぜ。ドラマを観てればまた違う見方もできたのかもしれないけど、私にはなんだか薄っぺらく感じられた。血縁関係という要素だけで、そこに発生するはずの葛藤があまり描かれていないのがなんとも…本人たちがちっとも禁断を意識してないような気がする。いや読み流したせいで見落としているのかもしれないけど。だからといってもう一回読む気にはなれない。人間関係のみが主軸のお話はどうも苦手。2012/06/08
レドロネット瑞城
0
将来、彩みたいにカッコよく分析できる大人になりたいと思った! 菅野さん演じる原田彩は本当に輝かしい女性という雰囲気が出ていた。 則杉が悲惨なキャラになっていた これこそ、恋愛する人々は翻弄されていくし周りが見えなくなると 改めて分かった。 それと、許されない恋愛は多くの大切なものを犠牲にしなければならない辛さがあるんだなと感じた 個人的に浮気性のある人が読んだら拷問かも