福島第一原発 風下の村

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  • サイズ B5判/ページ数 107p/高さ 17X19cm
  • 商品コード 9784594065126
  • NDC分類 543.5
  • Cコード C0095

著者等紹介

森住卓[モリズミタカシ]
1951年生まれ。フォトジャーナリスト。米軍基地や環境問題をテーマに取材活動を開始。1983年より三宅島米軍基地問題の長期取材に入り、共著『ドキュメント三宅島』(大月書店)で1988年に日本ジャーナリスト会議奨励賞を受賞。1994年より世界の核実験場の被曝者取材を開始する。1994年『旧ソ連セミパラチンスク核実験場の村―被曝者のさけび』を自費出版、売り上げを被曝者の薬代に充てている。セミパラチンスクの写真で1996年視点展「視点賞」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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なかちゅう

8
飯館村。ダウンウィンダーズ。風下の人々。放射線は見えないし、におわない。線量計が振り切れるほどの中でも暮らせてしまう。避難までに要した40日あまり。幼い子供もいた。…たぶん、本当の被爆被害が出てくるのはこれからだ。行政はそれらもずっと国民に隠してだまし続けていくのだろうか。2017/03/15

書の旅人

7
これが“風化”ということ…。私は私が出来ることをと思い、書を購入して現状を知り、その売上が支援となるならと購読し続けてました。しかし、時は流れ…、溜まりに溜まった本を片付けていて、漸く手に取った一冊。すっかり抜け落ちていたことに、忸怩たる思いです。“ゴーストタウン”と題された一枚の写真。『明るい未来のエネルギー』とある看板の下で、幽鬼の様な目をこちらに向ける犬の写真が、深く心に突き刺さります…。2022/05/05

愛希穂

2
福島原発事故で甚大な被害を受けた飯舘村の人々や家畜、村の様子を撮った写真集。 写真集を見ていて、村の人々の言葉を読んで、涙が出てきた。 原発が再稼働された今、今一度、福島の人たちの声に叫びに、耳を傾けるべきだと思う。2012/07/14

ochatomo

2
3月13日双葉厚生病院で放射線測定器振り切れる 3月15日飯舘村前田地区で毎時100ミリシーベルト 計画的避難地域指定されたのは4月22日 酪農家の苦しみ 頬つたう涙 2011刊2013/03/20

Kazue Hayasaka

1
森住さんは東日本大震災の翌日3月12日から福島に入っていた。3月15日午後5時30分、飯館村・前田地区の公民館前 放射線測定器の針は毎時100μシーベルトを超えていた。放射性のチリをたっぷり含んだ雨ーいわゆる黒い雨が村に降り注いでいた。 飯伊達村では、チェルノブイリ原発周辺以上の汚染地に人々は2ヶ月以上住み続けることになった。 森住さん自身被曝の恐怖やストレスと戦いながら、村の人々の苦悩と性活を追った写真集。2012/05/31

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