内容説明
桜木泉が、八王子南署強行犯捜査係に異動して、半年が経とうとしていた。ある日、八王子の坂東産婦人科クリニックで殺人放火事件が起きた。全焼した院長室からは、銃で撃たれた身元不明の男性と、同病院院長・坂東良平の2つの遺体が発見された。身元不明の遺体に残された銃弾と、14年前から特命の白石晋太郎が追い続けていた「八王子事件」で使用された銃弾の線条痕が一致し、同一犯の可能性が浮上する。この特別捜査本部の指揮を執るのは、深沢ユウキ。再び特命4係のメンバーたちが集まり、合同捜査に当たることになったのだが…。「絶対零度」の世界が広がる、新たな物語。
著者等紹介
成河広明[ナリカワヒロアキ]
1970年生まれ。テレビ局勤務。企画したドラマ作品に「絶対零度~未解決事件特命捜査~」「スクール!!」「ストロベリーナイト」など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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sleep@芒羊會
2
ドラマの方は見ていないが、面白かった。^^ …それにしても、人は利己的な生き物だなぁ。(;'∀')それを制するために、「法」はあるんだろうか…。2014/03/02
いけちゃ
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この本はドラマから小説へという同時進行だったらしいが、若干ストーリーが異なる感じだった。ドラマの深沢ではない深沢だし、塚本が泉に食い込んでいく場面は深沢だったりだった。ドラマを先に見ているが、それでも面白かった!2012/02/12
こましん
0
絶対零度〜未犯〜のドラマを見て面白かったので読んでみたら、違う話だった。シリアスではなく新米刑事の奮闘劇。まぁ、元が週一のドラマだから一つ一つの話がしつこく無くて軽く楽しめた。2020/12/04
きゃしー
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絶対零度かつてのシリーズ、上戸彩演じる桜木泉が八王子南警察署強行犯捜査係にいた頃の話です。 今も人気の絶対零度のルーツを振り返ってみたくて読みました。 刑事も完璧な人間ではなくて危ういところがある、でも人が人を追うという難しさの中から人間味が見えてくる、それがずっと変わらない絶対零度のテーマだと改めて思いました。2020/02/28
梅林ザンギ
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★★☆☆☆