内容説明
ソフィアは、ギャンブラーである父親が賭で失った家の権利を取り返すため、新しい所有者が現れるのを待ち受けていた。家を価値のないものに見せかけて、もう一度賭の対象にし、今度は自分が父親譲りの技で勝って取り戻そうというのだ。やがて洒落者の貴族ドゥーガルが到着し、ソフィアは計画どおりに作戦を進めようとする。話を偶然立ち聞きしたドゥーガルが策略に感づいていることも知らず…白熱のカード勝負はいつしか恋のさや当てへ。軽やかなユーモアと甘い官能に彩られた魅惑の逸品。
著者等紹介
ホーキンス,カレン[ホーキンス,カレン][Hawkins,Karen]
テネシー州出身。1998年デビュー。現在、フロリダ州在住
伊勢由比子[イセユイコ]
東京女子大学文理学部卒業。出版社の編集長として数多くの翻訳物に携わる。翻訳講座の講師も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アカツキ
13
マクリーン家の呪い3作目。ヒロインはギャンブラーの父親から賭けで全財産を失ったと告白され、亡母が守ろうとした家を取り戻そうとマクリーン家三男ヒーローに賭けを挑もうとするが…。嫌がらせ料理に対するヒーローとヒロインの反応とかコメディタッチで面白いところはあるけれど、ヒストリカルにしては年齢高めな27歳の聡明なヒロインがヒーローに嫌がらせして一喜一憂する姿は映えない。小細工よりもカードゲームの賭けをもっと読みたかった。マクリーン家二人を残して翻訳はここまで。推しの長男は最終巻…。2020/05/19
矢田ふみえ
2
おもしろかったけど、こんな素敵な女性が今まで出会いもなく、埋もれていたなんてね。マクレーンの呪いもなかなか。2016/04/24
MOMO
1
この類の騙し騙され系の話って、あんまり好きじゃぁないのよ、私・・・でもまぁ、前二作も読んでることだしと、借りたんだけど・・・うーん、なんだかねぇ・・・やっぱり騙し騙され系の話は嫌いだとわかただけだったわ・・・。ドゥーガル君も思ったようなキャラではなく、終始欲情するか怒ってるかの傲慢男だし、ソフィアちゃんも、策が陳腐で潔く無いというか、策におぼれているというか・・・いっそ、カードゲームの駆け引きだけの方がよっぽど楽しめたような気も・・・2011/08/25
kyara
1
1作目が一番面白かったかな~。2011/06/24
くろうさぎ
1
父親が賭けに負けて家を盗られてしまったので、逆に賭けで家を取り戻そうと考えたヒロイン。ちょっと浅はかです。マクリーン家の呪いって相変わらず超迷惑かも・・・。お祖父さんの名づけ子はちょっといただけないわ・・・。2011/06/14
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