内容説明
大橋ジャンクションが開通して、3、4号線の下り渋滞が激化したのはなぜか?開通を東京オリンピックに間に合わせるため、ひとりのテクノクラートが暗躍した!etc.首都高速の過去と未来がわかる珠玉の1冊。
目次
第1章 首都高を造った男
第2章 恨みの東京外環道
第3章 名古屋にできて、なぜ東京にできなかったのか?
第4章 幻の延伸計画
第5章 牛歩で進んだ渋滞対策
第6章 首都高はなぜ揺れる?
第7章 レインボーブリッジを封鎖せよ!?―交通管制
第8章 新規開通時の舞台裏
第9章 大橋JCTはなぜ渋滞するのか
第10章 首都高は高いのか?
著者等紹介
清水草一[シミズソウイチ]
1962年東京都生まれ。慶応大学法学部卒。大手出版社勤務の後、フリーライターに。独自の視点を持つモータージャーナリストとして活動する一方、日本の道路行政にも強い関心を持ち、高速道路ウォッチをライフワークとする。「民営首都高のあり方を考える懇談会」、「首都高環境ビジョンアドバイザー会議」委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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kenitirokikuti
10
わたしは90年代前半に茨城県つくば市に引っ越してきたので、常磐道・常磐線しか経験がない。つくばエクスプレス開通前には、常磐道を通って東京駅までゆく高速バスをときどき利用した。まー、たしかに首都高に乗ると渋滞に捕まってそこだけで30分余計にかかったりしたものだ▲最近は公害ということばで自動車を連想しづらくなったけど、昭和40年代には外環道予定地に住宅地が先に広がったため、計画が頓挫した、とのこと。首都高を作ったことは都心も牧歌的だったっての、過去だなぁ。2018/06/09
亀井享
1
非常に興味深く読めましたが… 首都高はなぜ…の様にリアルタイムで読めなかったのが残念… 巻末の猪瀬氏との対談も興味深い 猪瀬さんの道路の決着も読んでみようと思う2021/01/12
gakujin
1
道路キチガイに道路を語らせると面白い、という事が判明しました。2011/10/11
てらさん
0
首都高建設の歴史を高度成長期以前から追うことが出来る。二三年前に運転しはじめたので今の路線網ができるまでの様々な計画がや、渋滞を減らすための工夫など裏側を見ることが出来て面白かった。大橋JCT付近の渋滞はたしかに激しいよなぁ…。。。2017/06/22
akikoram
0
拾い読みが、いいかも。2014/11/16
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