扶桑社ロマンス
偽りの誓いに心乱れて

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  • サイズ 文庫判/ページ数 519p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784594063443
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

ジュリアンは伯爵の顔とは別に、英仏間で跳梁する密輸団首領の正体を突き止めるという隠密の顔を持っていた。だが一味に接近したとき瀕死の重症を負ってしまう。それを救ったのがロマの美しい娘ララ。彼の追手に対しララはこの男は夫だと言い難を逃れたが、その言葉故にロマの掟で二人の結婚が成立してしまう。そして二人は目眩くひと時を過ごすがやがて別れの時がきた。二人は時を違えてロンドンへ出発する。そしてかの地で運命の再会が…。シンジンが活躍した『偽りの一夜は罪の味』の続編。サスペンスあふれる歴史ロマンス。

著者等紹介

メイスン,コニー[メイスン,コニー][Mason,Connie]
歴史ロマンス小説を50冊以上発表し、いずれもベストセラーとなる。冒険と官能に彩られた作風で、多くのファンを獲得し、歴史ロマンスの大家的存在。1990年、ロマンティック・タイムズ・アワードのベスト・ストーリー・テラー賞、1994年、同西部劇部門栄誉賞を受賞。夫とともにフロリダに在住

中村藤美[ナカムラフジミ]
英米文学翻訳家。北九州大学外国語学部米英学科卒業。別名でもロマンス小説多数翻訳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》

24
前々作のヒーローの兄が今回のヒーロー。放蕩者の弟と違い、堅物で退屈な男と言われてきた。それでも、ヒロインと出会ってからは、まぁ~情熱的(☆∀☆) とはいえ、道義上の結婚をしてしまう。本当は愛しているのに、なかなか気付かず、またまた例のクセになるイライラ感。 今回は、サスペンス色もあって良かった。追手から、隠れてたり逃げて行く所はハラハラさせられた。2018/07/08

イヴ@乗馬に夢中

17
前作の兄ジュリアン×ロマ娘ララ。今度はストレスなく読了かと思いきや、ラストでまたララが逃げた時はあれ?と思ったけど、まぁ前作に比べるとストレスなく読了。ラストのヒロインの逃亡は一人芝居みてるようで笑えるけどねwどちらも結婚にこだわりを持つ。一人は愛を、一人は過去の悲劇の教訓を。よく見られる設定だけど、ドラマチックな展開はコニー作品ならでは。ジュリアンがロマ人に対して差別意識を持ってるけど、時代から仕方ないよね。エピローグが兄弟、夫婦全員揃ってだから楽しい。2018/06/29

Miyuki_fsog

16
冒頭は めちゃ面白くて夢中になって読んだんだけど… だんだん普通って感じで( ̄▽ ̄;) 前後してしまったけど、ヒーロー弟シンジンのストーリーが読みたいな❤2018/03/23

M

3
当代の伯爵がスパイで潜入捜査中に命を助けたくれたロマの娘と偽装結婚して…。ジュリアンはなかなかララへの愛を認めないけど、ララも態度から受け取る気持ちを信じればいいのに「愛してる」の一言が貰えないことに意地になって、最後は追いかけてくれるのを期待して飛び出したり…。グレンモアで結婚するあたりは良かったけど、最後の逃げるとこ必要かな?!と感じた。2018/12/25

矢田ふみえ

2
ロマの偏見があるけど、物語は、いいように落ち着く。2018/08/18

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