内容説明
万国博覧会が開催される1893年のシカゴ。ニューオリンズから引っ越してきて間もないドラは、万博をサポートする婦人会幹部のリッチモンド夫人らと共に“エジプト・シアター”を訪れる。卑猥なダンスだと批判されるシアターの、露出の多い衣装や踊りの改善を要求するためだ。彼女たちはシアター支配人である精悍なホッサムと面会。そして一座のトップダンサーであるアミーナに厳しい要求を突きつけた。面会後リッチモンドはお目付け役にドラを指名。不安を抱きつつ、ドラは再びシアターに向かう。19世紀末、シカゴ万博を騒がす妖艶なダンス。期待の新人が贈るエキゾチック・ロマンス。
著者等紹介
キャメロン,ディアーナ[キャメロン,ディアーナ][Cameron,DeAnna]
地元の生活情報誌の編集者を経て新聞記者。その後、作家活動をはじめ、『誘惑のベリーダンサー』がデヴュー作。家族とともにカリフォルニアに在住
村田悦子[ムラタエツコ]
東京都立日野高等学校卒業。英米文学翻訳家。訳書にソフィー・ジョーダン『罪なき嘘の罪』、『許されざる契り』(以上、扶桑社ロマンス)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みろん
1
ヒロインには夫がいるので夫婦再生ものの話なのか、不倫ものの話なのかを掴むのにすごく時間がかかる流れ…。 ロマンス小説としては異色かも…。 ヒロイン心理描写を深読みすればもっと楽しめたかもしれないけど、450頁ぐらい中だるみしてしまった…(^^;2010/12/19
nayui
0
★☆☆☆☆2011/01/29
くろうさぎ
0
これは、、、ロマンスというより、ヒロインの成長記でしょうか??しかし、嫌な女に翻弄されつつ、夫に認められようと頑張るヒロインがなんか哀しくて・・・・・。あの二人になんか報いがあればよかったのに・・・・。2011/01/03