扶桑社文庫
城を巡るのがおもしろくなる本

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  • サイズ 文庫判/ページ数 221p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784594062583
  • NDC分類 521.82
  • Cコード C0195

内容説明

そそり立つ石垣上にそびえる天守閣、城下町を一望する山頂の古城跡…。日本全国津々浦々、どこへ行っても城がある。毎年百万人が訪れる観光地もあれば、木立の中にひっそりとたたずむ城跡もある。地形、時代、城主のいずれかが違えば、一つとして同じ城はない。また、城にはエピソードがつきものだ。攻城戦による血なまぐさい悲劇、ドロドロした呪いの伝説、なかには戦乱の世には珍しいロマンスだってある。最近、老若男女問わず歴史、特に戦国時代~江戸時代に興味を持つ人は多く、城を巡る人も増えている。実際に足をのばす前に、構造や仕組みの基礎知識と、各城ゆかりのエピソードを知っておけば、城めぐりがより楽しくなるのは間違いない。

目次

第1章 築城の不思議―城の基本構造を知って、城めぐりを楽しもう
第2章 戦いにまつわる城の謎―戦いの最後の舞台、攻防のさまざまな仕掛けとは?
第3章 人と城、かかわりの不思議―武士や大奥達は城でどんな生活を送っていたのか?
第4章 城にまつわる呪いと伝説―怖くて、ドロドロ…。城には恐ろしい話がいっぱい
第5章 見逃せない城鑑賞ポイント1―知っていると役に立つ、城見物の基礎知識
第6章 見逃せない城鑑賞ポイント2―城めぐりがさらに楽しくなる豆情報

著者等紹介

今泉慎一[イマイズミシンイチ]
古城探訪家。1975年広島生まれ。編集プロダクション・風来堂代表。旅、歴史、サブカルチャーなどを中心に、取材、編集、執筆、撮影などをこなす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

退院した雨巫女。

13
お城はいいなあ。以前、熊本城の宇土櫓に、夫婦であがりました。熊本城と違い内装も造りのままなんです。平日でもあり、窓際の畳の部屋に旦那は、胡坐を組んで、ジャンパーの右ポケットから、ぐい飲みを出して「おい、酌をせい。」という。左のポケットから、純米酒。を私に差し出した。周りを確認する。誰もいないのを確認し、酌をすれと、ズボンのポケットからスルメをつまみに飲んでいる。「引っ越すか。ここに。」と、いいながら、ぐい飲み差し出す旦那の笑顔。飲みながら、笑いだす私。楽しかったお城の思い出でした。2010/10/01

Kouro-hou

12
お城雑学本。現存する城、城跡を中心に城や石垣のつくりや櫓、天守閣の様式の解説や当時の城内の暮らしについて書かれています。マニア過ぎず、城に興味はあるけどあまり行った事はない入門希望者向けの観光よりの内容です。宇都宮城の釣天井事件は策略で釣り天井は実在しない、といいつつ宇都宮動物園の釣り天井アトラクションをフォローしているのも良いw2014/08/16

ゆうへい

3
マニアックではないですが、城について様々な情報が描かれています。内容は読みやすくそんなに難しくなく、易しい文章で綴られています。特に、櫓は元々『矢倉』もしくは『矢蔵』という意味で、弓矢を常備していた施設だったり、築城の不思議や仕組みの基礎知識など、日本の代表する城に基づいています。時代区分は戦国時代から江戸時代前期までです。それぞれ話は物足りないですが、城には必ず醍醐味のあるエピソードがつきものであることをそれなりに認識できました。城攻めによる血なまぐさい悲劇や、珍しい意外な事実も広く浅く解説しています。2020/05/30

sakase

2
100名城にチャレンジしたい! 2015/06/02

加藤 勤

2
私も歴史好きなので、機会があると城に立ち寄ります。思い出に残っているのは、長野県の松本城、愛媛県の松山城、そして一番思い出深いのは、高根城です。 http://ameblo.jp/bookstama/entry-11878818841.html2014/06/16

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