内容説明
１５世紀初頭のイングランド。ウェールズの裕福な伯爵家の世継ぎとして生まれたジェイム・モーティマーは１５歳の時、父が反逆者の汚名を着せられ処刑、家督相続権を奪われた。以後、隠棲の生活を余儀なくされ密輪を生業に雌伏の時を送っていた。そして１３年後、昔の婚約者レディ・アリタが結婚式を挙げるという話を伝聞し行動をおこした。彼は式場に乗りこみ、昔の婚約の正当性を主張し承認された。容姿は端整だが強引な男。アリタは彼に激しく反発するが、それとは裏腹に内なる情熱に火がつき…。
著者等紹介
メイスン，コニー［メイスン，コニー］［Ｍａｓｏｎ，Ｃｏｎｎｉｅ］
歴史ロマンス小説を５０冊以上発表し、いずれもベストセラーとなる。冒険と官能に彩られた作風で、多くのファンを獲得し、歴史ロマンスの大家的存在。１９９０年、ロマンティック・タイムズ・アワードのベスト・ストーリー・テラー賞、１９９４年、同西部劇部門栄誉賞を受賞。夫とともにフロリダに在住
藤沢ゆき［フジサワユキ］
東京都出身。翻訳家。早稲田大学第二文学部卒業。オハイオ州立大学大学院で教育学を学ぶ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ＫＡＺＵ@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
22
今までのヒーローは、どんなに憎みあっていても、敵対していても、ヒロインには無理強いせず、自分から処女を捧げるように誘惑してきたけど、今回は強引に奪った。意外な展開。そして、いつも出てくる、いや～な女。最近ではこのいや～な女が、主役の二人をどう引っ掻き回すのかが面白くなってる(^_-)2018/07/05
Miyuki_fsog
16
相手の事を信じてないのに、自分の事は信じろと‼ H/H共に もっと早く相手を愛する気持ちに気づくと 良かったのに❤2018/03/16
矢田ふみえ
2
無実の罪を晴らすべく密輸をしながら時期を待っていたヒーロー。ヒロインを自分のものとするべく話が始まる。当初の印象とは、ちがいひかれていく。愛人や誤解で話が展開していく。なんやかやいってもヒーローいい人なんだよね。2018/08/16
ちゃろ
2
⭐⭐⭐再読。父親を無実の罪で処刑され、爵位や領地も奪われたヒーローが大人になって、復讐していくのがストーリーの中心。ヒロインもヒーローも強気でお互い譲らないのでぶつかりあう。もうちょっと優しい感じのロマンスが欲しい。2014/12/15
jeana
1
なぜそこでヒロインを信じてあげないの？と苛々しながらも最後まで一気に読ませる勢いがある。2010/12/01
