内容説明
日本代表フィギュアスケーター、初の自伝!世界初の女子4回転ジャンパーが辿った栄光と苦難の道のり。トリノでの挫折、ケガとの闘い、コーチの教え…復活を遂げた世界女王が、スケートと自身について初めて綴る幼少時から今シーズンまで、貴重な写真が満載。
目次
第1章 フィギュアスケートと出会う
第2章 連戦連勝、ノービス&ジュニア時代
第3章 4回転ジャンパーへの道
第4章 世界へ、そして初めての五輪出場
第5章 新天地、新しいコーチとの日々
第6章 試練の07‐08シーズン
第7章 復活の08‐09シーズン
第8章 2度目のオリンピックへ
著者等紹介
安藤美姫[アンドウミキ]
1987年12月18日、愛知県生まれ。22歳。トヨタ自動車所属。中京大学体育学部4年。9歳で本格的にスケートを始める。2年後の99年全日本ノービスAクラスで優勝。01年全日本ジュニア選手権優勝。02年のジュニアグランプリファイナルで女子公式競技初の4回転サルコウに成功する。03年にはジュニアGPファイナル、全日本ジュニア選手権、全日本選手権で優勝、04年世界ジュニア選手権でも優勝し、報道が過熱(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ふ~@豆板醤
27
4!久々の再読。昔応援してたなぁ、と手に取ってみる。トリノ後の06-07シーズンが素晴らしかったし、その当時のアスリートとしてのミキティが好きだった。。4回転ジャンプを跳べる女子が未だにいない事を考えると、すごい選手だったなーと改めて思う。3-3のコンビネーションか4回転か試合の直前まで迷う裏側やその決断に込められた想いも語られていて、ファンだった時は心に響いたんだけどな..(^-^;)ジョアニー・ロシェットやキミー・マイズナー、ブライアン・ジュベールなど懐かしい名前もあってしみじみ。BGMは絢香の曲で。2017/06/12
shiro
2
ニコライ・モロゾフのキス・アンド・クライと一緒に読むと通じ合っているところ、そうでないところがよく分かって面白い。交友関係、練習への取り組み、挫折、挑戦などが彼女の言葉で率直に綴られていて、安藤美姫選手の人間性がよく出ていて好感が持てる。2010/02/21
ともり
1
イメージ変わった。いろんなことに悩み、乗り越えていく、フィギュアが好きな普通の女の子。随分マスコミに作られたイメージで見てたんだなぁ、と。浅田真央とは本当に小さい頃から一緒に滑ってたんだな。日本を代表するフィギュアの選手たちの仲のよさが伺えた。2012/06/15
月華
1
図書館 増補版も読んでみたくなりました。率直な思いが語られていて、安藤美姫のイメージが変わりました。私のなかで、「チャルダッシュ」は真央ちゃんのイメージでしたが、安藤美姫も滑っていたことがあったんだと思いました。2011/09/28
Kae
1
強いアスリートというイメージが強い最近だれど、選手だって普通の女の子。素直に自分の言葉でつらさ、たのしさ、乗り越えてきたことが書いてあるのが好感。2011/03/29