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夫婦口論

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  • サイズ B6判/ページ数 226p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784594061036
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

戦争、結婚、家族、教育、信仰、老い、健康法…。作家の二人が、仕事と人生、日本と世界を縦横無尽に語りあった初の本格的夫婦対談。

目次

1 流されない生き方
2 子供に何を教えるか
3 成熟した大人になるために
4 自立した人生のすすめ
5 よき日本人であれ
6 国際社会で生き抜くために必要なこと
7 人生に必要なこと
8 宗教と人生
9 夫婦の生き方・哲学
10 エピローグ―後生へのメッセージ

著者等紹介

三浦朱門[ミウラシュモン]
大正15(1926)年、東京生まれ。東京大学文学部言語学科卒業。日大芸術学部の教職に就くとともに第十五次『新思潮』に加わり作家活動に入る。昭和42年、『箱庭』で第十四回新潮文学賞受賞。昭和45年、ローマ法王庁よりヴァチカン聖シルベスト勲章受章。昭和58年、芸術選奨文部大臣賞受賞。昭和60年4月~61年8月、文化庁長官を務める。平成11年、正論大賞受賞、文化功労者となる。現在、日本藝術院院長

曽野綾子[ソノアヤコ]
昭和6(1931)年、東京生まれ。聖心女子大学文学部英文科卒業。昭和29年、「遠来の客たち」が芥川賞候補となり文壇デビュー。昭和54年、ローマ法王庁よりヴァチカン有功十字勲章受章。昭和63年、鹿内信隆正論大賞受賞。平成5年、日本藝術院恩賜賞受賞。平成9年、海外邦人宣教者活動援助後援会代表として吉川英治文化賞、読売国際協力賞受賞。平成15年、文化功労者となる。平成7年12月~17年6月、日本財団会長を務める。現在、海外邦人宣教者活動援助後援会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Willie the Wildcat

17
三浦、曽野夫妻。それぞれに軸を持った言動、そして、その生き様が気持ちいい。時に辛らつに聞こえることも、良くも悪くも現実を反映している気がする。印象深いのは『無限の可能性、平等主義の矛盾』。現実を踏まえたバランスは必須。『夫婦別あり』に思わず頷く。自由に生きさせてもらっているなぁ~、と家族にあらためて感謝。蛇足だが、頻繁に出る遠藤氏の本も読んでみたくなる。2012/09/21

ひと

9
妻がハマっていた曽野綾子さんとご主人である三浦朱門さんご夫妻の対話集です。お二人の夫婦論が展開されているのかと思っていたのですが、お二人で日本の教育や国際人としてのあり方、宗教、夫婦感等が語られています。お二人共、それぞれ自由に生きつつ、よくコミュニケーションを取って来られたのだな感じました。一緒に食事を取ること、食事のときに会話することは意識して見習いたいです。それと、自分の軸としての信仰を持ってこれからの人生を、出来るだけ長く歩んで行きたいですね。2015/12/06

ふーちゃん

6
自分の命惜しさにキリストの踏み絵を踏むのは仕方ない。大切なのはその後に如何に心して生きていくか。そして読書のすすめ。2014/03/20

カンジ

4
テレビを庭に投げ捨てたという逸話が最高です。周りの人が持っていても自分は持っていないことの訓練は是非子ども達に体験させたい。テレビなどなければないで自力でそれに代わる娯楽を見出すようになる。そういう経験をしてもらった方が知恵やたくましさがつくと思います。 僕もいつかテレビを投げ捨ててみたい。それは無理でももし今後、新居をたてたらテレビは置かないつもりです。 そして世間ではテレビがあるのが当たり前であることに対し、「そうですか、でも、うちはうちですから、テレビなぞいりません。」と鮮やかに応えたいですね。2015/11/11

あや

2
言語的に複雑になれない人間は思考も単純、というのに同意。2011/05/27

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