行間力―本当の国語力をつける法

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行間力―本当の国語力をつける法

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  • サイズ B6判/ページ数 218p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784594060534
  • NDC分類 817.5
  • Cコード C0095

内容説明

職場や学校で、相手の心や場の空気が読めない人が増えている。これは行間力=読解力の低下が原因だ!文章や会話の“間”を読み、読解力を高め、能力を1ランクUPさせる最良の手引書。

目次

第1章 「間」が取れなくなった日本人(言葉どおりにしか受け取れない;間が取れない;余地のない通り ほか)
第2章 名作の「行間」を読む―実践トレーニング編(「視界に入らなければ信じてあげない」の悲劇『イソップ寓話』;閉ざされた箱の世界『旧約聖書』;危険な存在としてのポチ『花咲爺』 ほか)
第3章 世の中の「行間」を読む(写真読解の怪;「まとめる」の罪;印象的鑑賞全盛 ほか)

著者等紹介

宮川俊彦[ミヤガワトシヒコ]
昭和29(1954)年、長野県生まれ。国語作文教育研究所所長。35年にわたり青少年の作文・表現教育を実践。表層的な指導ではなく、人間の内面に分け入った表現教育活動を展開し、学校教育の枠を超え、人間そのものの分析・育成の最前線に位置している。また400を超す大手企業・自治体に赴き、人事政策など教育顧問活動でも大きな実績をあげている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

susululu

2
流行りの「見える化」は、個人の思考を外に出す、という意味ではは有効で必要と思っておりますが、会社での「見える化」「マニュアル化」が行き過ぎることは疑問に思っており、「空気読めない」に繋がって行くという著者の見解に共感いたしました。読解力の低下がKYを生む。行間力とは作者がいいたいことを読む、ことと。色々な解釈の余地を考えること。本の後半の著者の解説、違う視点からの見方は楽しめます。サラリーマンの七三分の話はともかくとして(笑)2012/07/16

saki

1
副題に『本当の国語力をつける法』となっているが、文章を読む事だけでなく、空気を読む事や絵画を読む事や『世の中の行間』を読む事などに触れられている。改めて、認識の基本となる『間』というものについて考えるいい機会になった。「空気が読めない」とか「間が悪い」というのは、生活様式の変化も一因なのかもしれないと思った。日本家屋の『間』という概念はとても意味深いものだったのかもしれないと思う。名作の「行間」を読むという章の俳句についての部分がとても面白かった。2013/05/23

イリエ

1
表現とは「間」のことであり、書かれていないことを立ち止まって考えよ、と説法してくれる。2010/01/28

Enzo Suzuki

0
独りよがりの読書。言いたいことはわかるけど、ほっとけ!と言いたい。文章解釈の難しさ。2016/03/14

雨巫女

0
なるほどですね。「里の秋」にそんなストーリーが、ひそんでいるとは、知りませんでした。2009/12/17

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