マスゴミ崩壊―さらばレガシーメディア

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  • サイズ B6判/ページ数 243p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784594060435
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C0095

内容説明

捏造報道が繰り返されるのは、産業構造こそ問題だった!人気経済評論家が書き下ろす渾身のメディア論。

目次

第1章 捏造!偏向!報道テロ!!(ミスリードを続けるマスメディア;ネット・ユーザーを激怒させた「毎日新聞WaiWai変態報道」事件 ほか)
第2章 新聞が抱える「暗闇」(発注書が存在しないビジネス!?;通信社は加盟紙のために記事を書く ほか)
第3章 最後の護送船団―テレビ産業(異常に安い電波利用料;放送免許という印籠 ほか)
第4章 マスゴミ崩壊(マスメディアvsインターネット;新聞社の決算を診断する ほか)
第5章 逆襲するネットメディア(足元には「雇用問題」も;それでも抗う新聞産業 ほか)

著者等紹介

三橋貴明[ミツハシタカアキ]
1994年、東京都立大学(現:首都大学東京)経済学部卒業。外資系IT企業ノーテルをはじめNEC、日本IBMなど計10社に勤務した後、中小企業診断士として独立。2008年に三橋貴明診断士事務所を設立。現在は経済評論家、作家としても活動している。デビューのきっかけが論壇誌ではなくインターネット掲示板「2ちゃんねる」での発言という、既存の言論人とは一線を画すニュータイプの書き手として注目される。その語り口は主に、企業の財務分析で培った解析力をマクロ経済に応用し、経済指標など豊富なデータを基に国家経済を多面的に分析する「国家モデル論」にある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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mazda

39
マスコミはリアルにマスゴミだということが、この本を通じてよく理解できました。競争原理が働かず、顧客からのフィードバックは無視、偽情報を流してもお咎めなし、大事な収入源の広告の効果もよくわらない、でこれまでやってきた新聞、テレビってのは、本当に気楽な商売だったんだな、と。でも、インターネット全盛の昨今、すたれてなくなるのはもはや時間の問題であると思う。TBSなんて、不動産の営業利益が本業よりも多いって、もはや不動産屋さん!?NHKの番組は、8400人に集団提訴される始末…。救いようがないとはこのことか…。2014/04/14

えだげ

3
銀河英雄伝説ヤン・ウェンリーの以下の台詞を思い出した。 「人間の行為のなかで、何がもっとも卑劣で恥知らずか。 それは権力を持った人間、権力に媚びを売る人間が、安全な場所に隠れて戦争を賛美し、他人には愛国心や犠牲精神を強制して戦場へ送り出すことです。 宇宙を平和にするためには、帝国と無益な戦いをつづけるより、まずその種の悪質な寄生虫を駆除することから始めるべきではありませんか。 」2013/04/29

ぽん教授(非実在系)

3
マスコミの偏向報道やら倫理の問題を論じた本はすでに多数あれど、産業構造からマスコミを分析した本はかなり珍しいと思う。中小企業診断士としての著者の分析能力の確かさと新しい切り口の提示という二点がしっかり決まった好著である。2012/10/21

きいち

3
怒りを通り越して呆れるレベル。自分の権利はヌクヌクと守りつつ、言論の自由や報道の自由はないだろう。とはいえ、マスコミをここまで調子に乗らせたのは、今まで何も知らず、何も知ろうとしなかった自分たち。日本人も先進国だとか経済大国だとか胡座をかいていないで、自分で調べて自分で判断するという姿勢が大事だと思った。もちろん、どんな情報も鵜呑みにしないでね。2012/09/23

はこざき

3
ネットスラングを用いた本書では、2ちゃんねるにて韓国経済を中小企業診断士から見た視点で分析して好評を博した経歴を持つ三橋貴明氏が日本のマスメディア業界を解説。報道されなかったwaiwai変態報道事件、新聞やテレビ業界の産業構造の問題点、インターネットメディアの台頭を分析している。2011/08/31

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