内容説明
欧米流をうのみにするな!日本人には、ゆずれない企業のかたちがある。「和」と「情」の経営こそ、企業が生き残る術。会社は社員のものという日本人の強い意識。日本人はリスクに敏感な“不安の民族”。日本人にとって会社はウェットなもの。今必要なのは、中間管理職の復権。
目次
日本人にもっとも適した企業のかたち「和」の組織
ベンチャーの雄、IT企業が突如終身雇用を宣言したその理由とは?―株式会社サイバーエージェント
朝礼に三時間かける異色の会社なぜ、それほどまで朝礼を大事にするのか?―株式会社沖縄教育出版
新入社員の不安を解消するため社内に“家族”を作ってしまった会社―レイス株式会社
どういう会社にしたいのか?社員自ら、経営を考える会社―株式会社新日鉄都市開発
リーダーとはコーディネーターである。あえて苦難を与えて作る日本流チームワーク―協同組合丸合
日本企業がもっていたDNA“情の風土”の絶大な効力とは?―藤倉化成株式会社
仕事の誇りと、教える技術を戻り戻す体験教室の先生になるという試み―清川メッキ工業株式会社
さらなる顧客の満足を求めて、現場スタッフ自らが仕組みを作ってゆく―株式会社ネッツトヨタ南国
スタッフの満足が、患者の満足に繋がると喝破した、日本一の医療サービスを誇る病院―川越胃腸病院
人は労働商品ではない。欧米とは違う日本独自の派遣のあり方を目指す―旭化成アミダス株式会社
衰退した日本特有のチームワークの復活鉄工所が試みた、「和」の組織の作り方―永田鉄工所株式会社
新たな成長に向かって「和」の組織を作る重要な4つの要素
著者等紹介
原正紀[ハラマサノリ]
(株)クオリティ・オブ・ライフ代表取締役社長。早稲田大学法学部卒業後、リクルートを経て新時代の人財ビジネス(株)クオリティ・オブ・ライフ設立。企業への人財活用支援、大学等への就職・キャリア支援、人財関係の公共事業の受託など、産学官で活動を行なう。1500人を超える経営者と面談して“人財経営”を追求している。ジョブカフェ・サポートセンター代表、高知大学客員教授(キャリア論)、中小企業診断士、ITコーディネーター、市場化テスト専門委員(内閣府)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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