内容説明
フィービーは３３歳のシングルマザーにして、サヴァンナ・チャタム市警の警部補。敏腕交渉人として過酷で多忙な日々を送るなか、彼女の支えとなっているのはかけがえのない家族と過ごす温かな時間だ。そんなある日、事件現場でフィービーは地元でバーを経営する大富豪のダンカンと出逢う。ダンカンは聡明でセクシーな彼女にひと目で恋に落ち、フィービーもまたチャーミングな彼の誘いに心動かされる。しかし、警察署内でフィービーが何者かの襲撃を受け乱暴されるという事件が発生し…。
著者等紹介
ロバーツ，ノーラ［ロバーツ，ノーラ］［Ｒｏｂｅｒｔｓ，Ｎｏｒａ］
１９８１年『アデリアはいま』（サンリオ文庫）でデビューするや、一躍ベストセラー作家となる。８６年にアメリカ・ロマンス作家協会初の名誉殿堂入り。２００７年には“タイム誌が選ぶアーティスト＆エンターテイナー１００人”の第７位に選ばれている
長島水際［ナガシマミギワ］
東京都出身。上智大学外国語学部ポルトガル語学科卒。英米文学翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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たまきら
5
様々な問題を抱える家族だけど、幸せにその女性たちと暮らしてる警部補さん。そして彼女に一目ぼれする飄々としたお兄さん。イヴ＆ロークを彷彿とさせますが、南部女性はタフで女性らしくてなんだかニヤリ。そして大富豪は会議もスーツもゴルフも大嫌い。すっかりこのカップルが気に入って、楽しく読めます。女性への暴力・差別シーンはむっか～としますね。2014/12/08
MOMO
2
ほんと、男ってぇだけで威張り散らかすおばかさんて、ほんと気分が悪いわ・・・言っちゃぁ悪いが、男なんざ存在しなくっても人類は繁栄を続けることが可能なのよぉ。何勘違いしてるんだか・・・生物的にも、脳科学的にも女性のほうが進化しているのは明らかなのに。おい！ちんちんついるってぇだけでいばんじゃぁねぇよアーノルド・ミークス！2010/01/15
oneoeight
2
シリアスな場面が多いので性格のおおらかな（ヒロイン談）ヒーローが出てくるとホッとする～(*´∀｀*）ポイント高いっす！上巻は家族、過去、現在がヒロインの仕事を中心に書かれてます。仕事できるヒーロースキーとしてはもっとヒーローの仕事してる場面があったら嬉しかったかも♪後半出てくるかな～？続く☆2009/09/29
こえん
2
ヒロインが警部補でヒーローが富豪…イヴ＆ロークに似てる設定～と思ったけど、ヒロインはバツイチの子持ちだし、はじめからそれぞれに家族・疑似家族があって子供の存在に慣れてるところで巨大な差が。いろいろと問題を抱えて余裕がなさげなヒロインと、そんな彼女に大らかにユーモアをもって接する若くして幸運に恵まれたヒーロー、こういうとりあわせもいいなぁ。2009/09/21
erie
2
ちょっとイヴ＆ロークを思わせる設定ですが、このH/Hのほうが内面的に成熟したバランスのとれたカップルかも。ヒーローが大富豪になった経緯と飄々とした性格がナイス。2009/09/08
