内容説明
19世紀初頭のロンドン。5代エリントン伯爵トリスタンは8年前に母を殺され、最近父を事故で亡くした。ある晩、妹エミリーが彼に反抗し家出をする。貧民街に迷い込んだらしいという情報を得た彼は、その界隈に詳しいとされるロザビィ子爵夫人ディアドリの邸を訪ねた。彼女はトリスタンの姿を見てひどく驚く。彼は8年前、彼女も一役買った殺人事件で殺された婦人の息子だったのだ。が、彼の魅力的な容姿に心のときめきを覚えた。一方、トリスタンも彼女の美貌に戸惑いを感じていた…。
著者等紹介
ローガン,キンバリー[ローガン,キンバリー][Rogan,Kimberly]
インディアナ州の小さな町に生まれる。『口づけは暗闇の中で』でデビュー。2004年アメリカロマンス作家協会ゴールデンハート賞を受賞している
颯田あきら[サッタアキラ]
翻訳家。東京大学大学院薬学系研究科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nayui
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★★★★☆2009/09/03
MOMO
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何でしょう・・・面白かったのよ・・・それなりに・・・べつに、ヒロインのとんでもない出自も別に気になるわけでもなく、世間知らずのお馬鹿な貴族の小娘が、お馬鹿な行動をとった挙句に危険に巻き込まれても、ちっとも同情する気にならないとかではなく、ただ、たんに、主要登場人物たちの知性が、ちいとばかし足らないと感じるせいでさぁ・・・なーんかねぇ・・・2009/10/17
こえん
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これも、未亡人設定か…最近未亡人ヒロインが流行り?私が続けて読んでるだけだったりして…。お話の展開は定石通りなところも含めて結構楽しめた。続くの?と思ったところに続編があるようなので出たら読んでみようっと。2009/07/31
erie
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ヒロインの素性がかなり型破りで、ヒストリカルの設定ではありえない感じですが、ストーリーはおもしろかった。2009/07/29