扶桑社ロマンス
羽根をなくした天使〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 428p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784594059194
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

リースは確かに見た。山歩きの最中に男が女の首を絞めている現場を。だが、女の死体は発見されず、彼女の話を信じてくれたのは無骨だがユーモアのある作家のブローディだけだった。彼には『シカゴトリビューン』の記者時代に同僚を殴って職を棒に振った過去があった。それはリースがボストンのレストランで大量殺人事件に巻き込まれたのとほぼ同じ頃のことだった。二人の間は急速に接近していく。一方、町の人々の間ではリースが以前、精神が病んでいたという噂が憶測を交えて流れ始めていた。時を同じく所をたがえて事件に巻き込まれた彼女と事件を起こした彼。悪夢のフラッシュバックを彼女は克服出来るのか。ロマンティック・サスペンス。

著者等紹介

ロバーツ,ノーラ[ロバーツ,ノーラ][Roberts,Nora]
1981年『アデリアはいま』(サンリオ文庫)でデビューするや、一躍ベストセラー作家となる。86年にアメリカ・ロマンス作家協会初の名誉殿堂入り。2007年には“タイム誌が選ぶアーティスト&エンターテイナー100人”の第7位に選ばれている

佐藤知津子[サトウチズコ]
東京都出身。翻訳家。青山学院大学英米文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

eko

23
前半は犯人の執拗なひっどい嫌がらせの合間にリースとブローディの仲がどんどん深まっていくのがよかったな〜。シェフだけにお料理やワインで胃袋ガッチリ掴んでたね。どれも美味そうだったな〜♪私の犯人候補は3人もいたけどリースが気づいた事には気づけなかった。後半2人の畳み掛ける様な謎解きにドキドキ。最後までリースを信じて助けるブローディと2人の会話がステキでした。面白かった٩(^‿^)お幸せに♪ 2017/09/07

mum0031

6
料理人のリースと、作家のブローデイ。 犯人捜しは中々進まず、リースの身辺で不穏な動きが続く。 リースとブローデイの仲は、順調に 進み、リースの強迫観念も少しずつ落ち着いて行く。 犯人は、どうしてもリースを排除したかったんでしょうけど、あっさり欺されたブローデイが、助かって良かった。 犯人は、誰にも疑われそうにない人で、傲慢で自己中心的。 最後は、落ち着く所に落ち着いて、 ホッとした。2018/03/28

みるて

2
図書館の本 読了2020/06/06

こえん

2
「おれを愛してると彼女は主張している」と思い返し、ヒロインがそう主張していることに腰が引けているヒーロー。でもね、行動を考えるとあなたも…と突っ込みを入れてあげたくなってしまった…いいなぁ、こういうの。頑張るヒロインが素敵だった…登場人物は通り一遍でなく面白かったなぁ。予想通りな部分もあったけど楽しめた。2009/06/22

erie

2
さすがノーラ・ロバーツ。人物に深みがあって面白い。上下巻いっき読みでした。最初からヒロインを信じて支えたヒーローが◎。2009/05/26

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