内容説明
デリング公爵家の令嬢ポーシャは、破産に瀕した一家の窮状を救うべく、いやいやながらも新たな花婿候補にあうためにヨークシャーへと向かっていた。荒野のただ中で激しい嵐に遭遇した彼女は、折しも馬を駆ってやって来た男に助けられる。彼の名はヒース。その名の通り、野性的に手に負えない危険な魅力を放つ男。そのときポーシャはまだ知らなかった。彼こそが自らを待ち受ける縁談相手の伯爵であることを…。ＵＳＡトゥデイ紙ベストセラー作家が贈る、情熱と官能のヒストリカル・ロマンス。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ＫＡＺＵ@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
17
面白かった。このシリーズのヒーローは、ヒロインの話をちゃんと聞こうとしない、聞く耳を持たない頑固さがバターンなの？ それでも今回のヒロインは負けずにヒーローに自分の思いを訴える。この会話、やり取りが痛快。そして、デラ。最後は切なかったわ。これも愛。彼女にも幸せになってほしいわ。他にも気になる女性が何人かいるので、このままシリーズ化してほしい。2021/07/05
たまきら
2
きりと勝ち気な女権を学ぶ公爵家の令嬢と、狂気の家系に生まれついた伯爵のおはなし。細かい設定は素敵なんですが、いまいち誰の気持ちにも入り込めず、そのまま読み終わってしまいました。う～む。2015/04/11
矢田ふみえ
1
久しぶりのヒストリカルロマンスすれ違うけど求めあう二人のやりとりが、読みやすかった。2015/09/13
まみ子
1
お婆ちゃんの頑張りが微笑ましい。どのキャラもなかなか好きになれなかったのが残念。2012/05/25
くろうさぎ
1
ヒロインの義理の姉、どうにかしてください。2009/04/20
