扶桑社新書<br> 誰でも楽しめる『源氏物語』のラクラク読法

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扶桑社新書
誰でも楽しめる『源氏物語』のラクラク読法

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  • サイズ 新書判/ページ数 225p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784594058234
  • NDC分類 913.36
  • Cコード C0295

内容説明

我々が日本文学史上最高の作品を読めなかった理由。ここにはそれが明確に提示されている。カリスマ家庭教師と市井の研究家のコンビゆえに、「しがらみ」抜きに展開する画期的な『源氏物語』論。

目次

第1章 『源氏物語』の読み方・楽しみ方(現代語訳が面白くない理由;『源氏物語』原典の面白さ;“古文は難しい”は間違い;原文を楽しんで読む方法)
第2章 『源氏物語』を原文で読んでみよう(“源氏”の意味について;物語のあらすじ;主な登場人物;面白いところ その1―柏木と女三の宮;面白いところ その2―夕霧と女二の宮)
第3章 『源氏物語』を読むための豆知識(官職について;大学について;諸芸について;宗教について;性風俗について)
第4章 『源氏物語』についての色々(突然の出現;『源氏物語』の偉大さ;作者判明に関して;出現の謎;一条帝の後宮;道長との関係;紫式部が参考にし得たもの;『易経』と筋立て;夢見について;三大秘密;物語の後)

著者等紹介

富澤進平[トミザワシンペイ]
1937(昭和12)年、新潟県生まれ。東京工業大学化学科中退。東京教育大学英文科中退。塾講師を経て、高校受験の進学塾を経営の傍ら『源氏物語』の研究を続ける。現在は仕事を退き、研究一本で日々を過ごす

松永暢史[マツナガノブフミ]
1957(昭和32)年、東京都生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科卒。教育環境設定コンサルタント。受験プロ。音読法、作文法、サイコロ学習法などさまざまな学習法を開発(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

禿童子

26
たしかにラクラク読めて、しかも面白い。あれ、源氏物語ってこんなに面白い作品だったのかと見直すきっかけになる本。古典は原文で読むに限る、現代語訳は作品の価値を三分の一に減らすという辛口の評価。紫式部のぼかしのテクニックをはぎ取ると、そこはR18の世界だったのか。SEXと政治が表裏一体の平安時代。男女の愛憎のやり取りも、当時の時代背景を抜きにしては語れない。作品執筆の裏舞台まで想像すると何倍も面白く読めます。2019/05/07

Humbaba

2
源氏物語は,原文で読まなければその価値はわからない.現代語訳は源氏物語のストーリの一面は写している.しかし,もっとも重要な比喩表現などは殆ど書かれていない.意味がわからなくても,読み進めているうちに必ずわかるようになる.2010/07/11

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