内容説明
あこがれの『源氏物語』の面白さがみるみるわかる待望の書。あらすじはもちろん、紫式部の人間観や人生観、教養の深さ―物語のすごさがわかります。
目次
第1部 光源氏の愛と栄華の物語(桐壺;帚木;空蝉 ほか)
第2部 光源氏の晩年の物語(若菜上;若菜下;柏木 ほか)
第3部 光源氏亡きあとの憂き世界(匂宮;紅梅;竹河 ほか)
著者等紹介
福嶋昭治[フクシマショウジ]
園田学園女子大学教授。昭和23年生まれ。大阪大学大学院文学研究科修士課程修了。専門は『源氏物語』『枕草子』を中心とした平安時代の文学。朝日カルチャーセンター京都、芦屋で「源氏物語講座」を担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽよ麿
0
源氏物語の解説本。読みごたえがあり、歌の解釈などわかりやすかった。 「カルチャー講座」とは言い得て妙!
けん
0
(図書館本)。「ブックオフで198円売り」していたので、買う前に「初心者で使える本か」確認するため借りてみた。知っている「巻」を読んだ限りでは、「読み易いかも!」と思えたが、「もう少し図や説明がないと、完読前に挫折必至だな!」とも感じた。ただ、「マンガ版等と並行して読んでいく形をとれば、より理解が深められ相乗効果があるかもしれないな!」と思えるくらい良書であったので、「買うことに決定!」。2019/08/12