内容説明
メレディスは困惑していた。結婚以来ずっと別居していた夫ブルックシャー伯爵が亡くなり、新たな伯爵として、存在すら定かではなかった彼の腹違いの弟ニックがやって来るという。このままでは身ひとつで追い出されてしまう。病身の父や行くあてのない叔母、使用人を守るため、メレディスは跡継ぎを妊娠していると偽ることにする。ところが、賭博場の経営者でもあるニックは伯爵領継承に意欲を見せず、むしろ彼女に気遣いを見せるのだった…。期待の新鋭が放つヒストリカル・ロマンスの優品。
著者等紹介
ジョーダン,ソフィー[ジョーダン,ソフィー][Jordan,Sophie]
高校の英語教師を経て、作家に転身。本書を第一作としてヒストリカル・ロマンスを発表しつつ、シャーリー・コウラー名義でパラノーマル・ロマンスを執筆。『罪なき嘘の罪』でロマンティック・タイムズの2006年度ベスト・ヒストリカル新人部門にノミネート、続く第二作(扶桑社ロマンスより刊行予定)で、USAトゥデイのベストセラーリスト入り。家族とともにテキサス州ヒューストン在住
村田悦子[ムラタエツコ]
東京都立日野高等学校卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
16
初作家さん。シリーズ① このヒーロー、ムカつく。結局最後までヒロインの話をちゃんと聞いてあげてない。最初に嘘をつかなければならなかった理由や、ヒーローの賭博場まで訪ねて行った理由も。ヒロインも諦めてしまってるし。欲望をぶつけ合ってうやむやにしてしまってる。面白かったけど、何だかモヤモヤした気分。②に期待。2021/06/30
romance_holic
2
この作品、なかなかおもしろかったです。タイトルにある「嘘」というのがズバリ作品のテーマ。いったん嘘をついてしまうと、その上に人間関係は築きにくい、そんな状況が上手に描かれていた気がします。 よい意味で扶桑社ロマンスっぽくないしっとりした味わいのロマンス。2009/02/06
まみ子
1
さらっと読了。良くも悪くもなかったかな。2013/01/07
チョビ
1
面白かったけどヒーローの逃げ腰がいまいち納得できない・・・2009/05/27
nayui
0
★★★☆☆