内容説明
トリスタン船長はトラファルガー海戦の英雄。伯爵を父にもちながら、幼い日に母を失い双子の弟とも生き別れ、海の男として生きてきた。そんな彼のもとに、父の死の報せをもって執事のリーヴスがやってくる。しかし、爵位を継承し莫大な遺産を受け継ぐには、管財人による審査があるという。トリスタンは、隣に住む若き未亡人で、いつも庭に迷い込む羊の苦情を言いに来る堅苦しいプルーデンスに、マナーの個人教授を頼むことにするが…。
著者等紹介
ホーキンス,カレン[ホーキンス,カレン][Hawkins,Karen]
テネシー州出身。1998年のデビュー以来、すでに14冊の長編と2編の中編を発表。ユーモアあふれる軽やかな筆致を特徴とするヒストリカル・ロマンスの書き手として、本国では大きな人気を集め、各紙ベストセラーリストの常連となっている。現在、フロリダ州在住
戸田早紀[トダサキ]
津田塾大学学芸学部英文学科卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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すっちゃん
7
⭐️⭐️⭐️ サクッと読了。思ったよりメイン2人の話が多い。死んだ両親や、父の後妻、ヒロイン亡夫なんか気になったが放置。後半登場の弟は、次作に続くので期待。羊のオチは忘れていた頃に回収。女はいつでもロマンテストだから、結婚申し込みは難しい。ヒーロー最期の決断は、ちょっと微妙かな。2019/10/21
矢田ふみえ
1
ラブストーリー。最後のおとしどころは、すっきりしないけど。2015/08/23
oneoeight
1
可もなく不可もなく・・・。ストレスなく読めました。ぶっきらぼうなヒーローは○ですね。でも気になるのは双子の弟クリスチャン!クリスチャンの物語読みたい!!ってなるわ。でも一番は、やっぱり・・・納屋を完璧なダイニングにしちゃうリーヴスに脱帽度☆5、羊!忘れてた度☆5、また読みたい度30%2009/06/21
まみ子
0
執事の手引きに見覚えがあると思ったら、ずっと前に弟の方を先に読んでた。読みやすいけど、やっぱり後に残るのは執事の存在かな。2013/07/30
nayui
0
★★★☆☆
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- 和書
- エンジャル 168号