内容説明
日本は「待ったなし!」の状況だ。この国に生まれてよかったと皆が思える日本のために政界の枠組みを新たに変えるときが来た。橋下徹大阪府知事とのホンネ対談収録。
目次
第1章 何かおかしい、今のニッポン
第2章 健全な「家計」が経済成長の真の原動力
第3章 国民の生命と財産を守ること、これが政治の基本
第4章 政党を超え、取り組むべき国家の課題
第5章 日本の政治と行政かくあるべし
第6章 まっとうな日本を取り戻すために
著者等紹介
後藤田正純[ゴトウダマサズミ]
1969年8月5日生まれ。93年慶應義塾大学商学部卒、三菱商事株式会社入社。2000年6月初当選。現在3期目。元内閣府大臣政務官(経済財政政策・金融担当)、党の役職として消費者問題・雇用生活・国際競争力調査会、財政改革研究会の各事務局長、食育調査会副会長、行政改革推進本部幹事を務める。最近は、民主党の枝野幸男氏とともに、多重債務問題対策議員連盟の共同代表を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ceskepivo
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自民党も一枚岩ではないのだな、という印象。今や自民・民主という政党の対立軸で物事を考えるのではなく、政策ごとに個々の議員が結集するという政策連合の方が、現代の日本が直面する少子高齢化等の問題に対応できるのではないかと思う。本書を読むと、著者の政治に賭ける気概が伝わってくる。ただし、財政、医療、雇用、外交等の問題点は指摘するが、具体的な政策としては消費税アップを挙げているぐらいか。むしろ、「マスコミこそ、ほめあう社会をリードしよう」(232頁)をもっと声を大きく主張してほしい。2011/02/19