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2022年の影

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  • サイズ B6判/ページ数 289p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784594056308
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

バーチャル空間に生き続ける人格が独り歩きを始めたとき、人類未体験のパニックが社会を襲う―最先端のコンピュータ科学の暴走に立ち向かったのは、高僧の鋭い直観と、いとけなき幼女の健気な意識だった。乱歩賞作家・赤井三尋が放つ、近未来の戦慄!名作「翳りゆく夏」から五年、満を持して世に問う渾身の書き下ろし長編小説。

著者等紹介

赤井三尋[アカイミヒロ]
1955年、大阪生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、ニッポン放送に入社。2003年、『翳りゆく夏』(講談社刊)により、第49回江戸川乱歩賞受賞。2006年、フジテレビジョン報道局に転籍、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

そのぼん

20
sfファンタジーっぽい作品でした。子供を喪った科学者、人工知能、暴走・・・。理数系は苦手なそのぼんですが、家族の話なんかも折り込まれていたので、飽きずに最後まで読めました。2012/08/21

うめけろ

8
あと10年でこんなに技術が進歩するかな?・・・という疑問はさておき、設定としては面白かったです。新しく生まれた生命(と呼べるかどうか)が、一体どんな事態を引き起こすのかとワクワクして読みましたが(前半に、法制度がどうとか、軍事がどうとかいう話題も出てきたので)、ちょっと尻すぼみな感じでした。特にラスト、どうやって説得できたのかが曖昧なままだったし・・・けど、やっぱり、面白かったですよ。2012/04/25

まつじん

4
AIと人工生命、いや違うな新種の生命体なのかな、人間の作り出したそういったモノが暴走するお話です。 ありがちな動機(幼くしてなくなった娘の身代わり)として開発されたシロモノが”金”になり、新技術として世界をリードしうると検討していく様は結構読み応えがあります。 で、その金儲け用の”アークス”が暴走し、生存権を要求したところの対応策として”シャドウ”=はじめに開発された娘、が説得に当たる… 最後は仏法に逃げた感があります。 2009/05/05

星辺気楽

3
人工知能が取りざたされるようになった現在、このお話のようなことが起こらないともかぎらない。でも最後のあたりが、アニメのように簡単に終わっているのが残念。 2017/05/25

はる

3
難しいことはわからなかったが話にはのめり込んでサックリ読めました。ラストがもうひと捻りほしかったかな。でも面白く読めました。2014/03/19

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