扶桑社文庫
アンタ…―俺を教師にしてくれたあの言葉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 208p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784594056087
  • NDC分類 370.4
  • Cコード C0195

内容説明

教師になってまもなく赴任した小学校に、自分を「先生」ではなく「アンタ」と呼ぶ女子生徒・慶子がいた。心を開かないまま慶子は卒業、ホッとしたのも束の間、今村の元に慶子を助けてくれとの電話がかかる。「なぜ俺が」と思いながらも、命懸けで救い出した今村に対し、慶子はなおも「アンタ」と呼んだ。教師とは無力だと感じる今村に、慶子から届いた一通の手紙。そこには今村を「教師」として生きさせる言葉があった。「教育者」今村克彦の原点がここに。

目次

第1章 ANTA…先生なんやから…
第2章 俺が一番輝いた時
第3章 345+1人の君へ
第4章 おまえら、何を卒業すんのや!
第5章 おまえらにしかできひんことがあるはずや!
第6章 共に生きるということ―お前は誰のために生きるんや!
第7章 俺等、ダンスチーム「今村組」や

著者等紹介

今村克彦[イマムラカツヒコ]
1957年生まれ。1997年、子ども達が輝いた顔で生きられるようにしてやりたいと今村組を結成。学校や家庭に悩みを持つ子ども達や「不良」といわれる子が、踊りを通して生き直しをするダンス集団としてTV・マスコミで紹介され有名に。2006年、24年間勤めた京都府小学校教師を辞し、在野の「共育者」として進むことを決意。独自の活動を展開中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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くま

0
面白くて一気読み。自分は腐った教師だったと反省した。今の学校、管理とか建前とか体裁とか気にして、本音、本気で子どもたちに向き合えない。教師側もリスクを最小限にした動きしかしていない。ホントに子どものためを思うのなら、大切なこと、教師ももっと主張してもいいと思った。子どもたちと共に歩む教師でありたい。2013/05/06

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