扶桑社新書
偽装国家〈2〉底なし篇

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  • サイズ 新書判/ページ数 191p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784594055646
  • NDC分類 304
  • Cコード C0295

内容説明

食品偽装だけじゃない。年金、原発、防衛、大相撲、政治家…みんなウソばっか!いいかげんにしろ!偽装追及第2弾!なぜ各所で「偽装」が相次ぐのか?本音と建前の間に生まれる「利権の構造」から、日本を蝕むガン細胞のありかを解明。この「偽装理論」がわかると次の偽装も見破れる。

目次

第1章 安全神話の崩壊(氷山の一角だった「食品偽装」;明るみに出た「耐震偽装」の本丸;「偽装治安」が崩壊し始めた)
第2章 子捨て&姥捨て国家ニッポン(ついに底がぬけた「倫理偽装」;ダダ漏れ状態の「年金管理偽装」;税の公平を揺るがす「偽装課税」問題)
第3章 暴かれたメディアの欺瞞(高校野球「裏金偽装」と朝日新聞;大相撲「ガチンコ偽装」と迷走する大マスコミ;「偽装チャンピオン」亀田一家を生んだTBS;利権談合のとりで・大マスコミの断末魔)
第4章 利権談合国家の危機(ついにはじけた「防衛利権」;岐路に立つ日米安全保障;「空港利権」に貪られた安全意識)
第5章 懲りない談合政治家たち(化けの皮が剥がれた「偽装保守」;“KY”安倍氏辞任と福田“神輿”総理誕生;小沢一郎「偽装辞任」の真意を読み解く)

著者等紹介

勝谷誠彦[カツヤマサヒコ]
1960年兵庫県生まれ。コラムニスト、写真家。雑誌記者としてフィリピン動乱や湾岸戦争などを取材。フリーに転じてからは、食や旅のエッセイ、社会時評から小説まで健筆を振るう。コメンテーターとしても活躍。『スッキリ!!』(日本テレビ系)、『ムーブ!』(朝日放送)、『勝谷誠彦の志ジャーナル』(毎日放送ラジオ)、『ストリーム』(TBSラジオ)などでレギュラーを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

15
懐かしい事件が目白押しです。目先の利益を権力をもっている人や集団がおっていく限りなくならないと感じ、暗い気分になりました。2024/06/12

月讀命

13
この本は衝撃がありすぎて、読んでからコメントが書けなかった。・・・・・つい最近、亡くなられたことを知った。ご冥福をお祈りいたします。私とほぼ同世代なのでショックである。2010/10/15

緋莢

10
『偽装国家』を書き下した2007年2月以降、新たな偽装が続々、登場。 ミートホープ、赤福、白い恋人等の食品偽装、倫理の底が抜けた「赤ちゃんポスト」、偽装チャンピオンを生み出したTBSetc日本を覆う様々な“偽装”を追求したシリーズ第2弾。2015/10/12

gonta19

3
2008/1/11 Amazonにて購入 2009/1/8~ 1/11 前作に続き年金、建築、防衛、マスコミなどにひそむ偽装を暴く第二弾。 内容については首肯すること多しであるが、前作に続き改行の多さが目に付く。ほぼ読点ひとつにつき改行するのは、まさに偽装水増しなのではないか?  最後に第3弾の可能性について触れられているが、もし出るならそこのところを何とかして欲しい。 2009/01/11

Kentaro

1
著者の書き下ろしなので世間と一致するとは限りませんが、船場吉兆の食品偽装、白い恋人と赤福の賞味期限偽装にミートホープの回収食品の再利用などの倫理観の欠乏と消費者に対する裏切りと、一方でフードロスを考えた場合、捨てなくていいものも捨てることに対する対応として農水省もぐるなんだといった私見が合わせて主張されていますので、若干主張自体がグレーな印象も持ちます。2017/11/23

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