住宅の手触り―12人の建築家による24軒の手触りのいい家

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 256p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784594055110
  • NDC分類 527
  • Cコード C0052

内容説明

毎日使う茶碗のように使うほどに手触りのよくなる家がいい。あなたには「家」について語れる物語、ありますか?豊かな人生は、家の中にある。

目次

静かな声で語りかける「普段着の家」への想い―「扇ガ谷の家」「羽根木の家」
「高貴にて寛容」な建築をつくりたい―「桜山の家」「逗子の家」
ヒトの感覚が生かされる棲家を探す―「津田沼の家」「代々木上原の家」
風景の一部になっていく住宅でありたい―「六甲の家」「所沢の家」
家には家族を変える力がある―「広陵町の家」「箱作の家」
伝統美とモダニズムの融合を目指して―「熱海・潭亭」「Ash‐House」
無理なく、無駄なく、自然体で―「松ヶ崎の家2」「堺・三条通の家」
別の人生を体験できるのが面白い―「赤堤の家」「上野毛の家」
上質の空間、造形の深さは、時間を超える―「香住ヶ丘の舎」「福岡・赤坂の家」
住宅の空間に、生きている歓びを感じてほしい―「星居」「Beige」
無駄のない、飽きのこない「普通の家」を求めて―「前橋の家」「くぐり庭の家」
誰もが心地よいと感じる住宅をつくっていきたい―「瀬田の家」「上池台の家」

著者等紹介

松井晴子[マツイハルコ]
1944年生まれ。桑沢デザイン研究所卒業。住宅誌、建築専門誌の編集を経て、「住」に関わる取材執筆・単行本の企画・編集を行っている

山田新治郎[ヤマダシンジロウ]
1969年東京生まれ。’89年、東京工芸大学短期学部卒業。’92~’95年、ドイツに滞在。その後、村井修氏に師事し、’03年よりフリーランス。『建築家山田守作品集(建築家山田守展実行委員会編)』(東海大学出版会)に、ライフワークとして撮影している、祖父・山田守の建築写真が収録されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

インテリ金ちゃん

1
必要なのは土地と建築家との奇跡的な出会い。でもやっぱりお金が無くちゃね...2016/08/12

あきこ

0
この本はヤバい。何度も図面を見たり、光の入り具合を確かめたり、もうたまらなく想像力をかきたてられる。もう一度家を建てたくなった。日本の住宅は消耗品のように造られているけれど、棲む場所ということはもっと重要に考えられていいのだ。そういう価値観の世の中になって欲しい。2012/03/19

Quijimna

0
数値で住宅の性能を表そうとする風潮がますます強まる中で、「本当に心地よい空間とは何か」という問いを、12人の建築家の設計した住まいをもとに探求する。奇抜なデザイン優先のひとりよがりな「作品」は出てこない。しかし、ページの奥からは、住まい手の愛情に育まれた住まいのゆたかな質感が立ち上ってくる。★★★★☆2010/08/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/38858
  • ご注意事項

最近チェックした商品