内容説明
バイオテクノロジーの国際的機関NorBACに緊急連絡が入った。熱病に感染した患者が次々死んでいるのだ。主任科学者デビッド以下、NorBACのメンバーは病原体の特定に取り組むが、ウイルスの謎は深まるばかり。死の伝染病の恐るべき正体とは?一方、デビッドのもとに、自分はクローン技術で作られたと言う少年が現われる。クローン人間などありえないのだが、少年のDNAには驚きの事実が隠されていた…続発するバイオ事件に挑む科学者たちの姿を描く注目のサスペンスドラマ、小説化。
著者等紹介
東野司[トウノツカサ]
1957年愛媛県生まれ。横浜国立大学大学院中退。テクニカルライターを経て、86年に作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。