目次
第1章 カード情報はこうして盗まれる(スキミング犯が狙うのはカード技術の古さ;使い捨てカイロ+ストッキング=即席スキマー!? ほか)
第2章 次世代カード神話の落とし穴―ICカード(接触式ICカードは本当に安全か?;ストライプもICチップも、解析方法は変わらない ほか)
第3章 盗まれた情報は、こうして使われる(自動引き落としで、知らぬ間に少しずつ;防衛手段は、明細の細かなチェックしかない ほか)
第4章 スキミング犯罪 その現状と対策(セキュリティに一〇〇%はないという危険感を持つ;危機意識の薄いクレジットカード会社 ほか)
第5章 日本のセキュリティは大丈夫か?(自動車のナンバーから口座情報を突き止める犯罪グループの技術力;無人ゆえに狙われた、消費者金融のATM ほか)
著者等紹介
松村喜秀[マツムラヨシヒデ]
(株)松村テクノロジー代表取締役。昭和24(1949)年、鳥取県生まれ。大学で電子工学を学んだのち、センサー技術などを応用したフリーの設計士となる。昭和58年には産業用部品などの設計・試作品製作を手掛ける松村エンジニアリングを設立。ソウルオリンピックに向けて昭和62年よりニセ札鑑定機の開発に着手し、翌年市場に投入する。その後、世界を震撼させたニセ100ドル紙幣、「スーパーK」の発見者として世界的に有名になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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