内容説明
死体を検分したジェシカは、舌の裏に文字が焼印されていることに気づく。それはラテン語の祈祷の文句だった。聖職関係者の助力も得て、どうやら犯人はキリストの再臨を願って十字架上に次々と犠牲者を捧げているらしいことが判明する。カルト集団による犯行という見通しだけは立ったまま、ジェシカはロンドン警視庁のシャープ警部とともに、死体に付いていた石炭粉と甲虫という謎を解き明かすべく奮闘するが、そんな二人を嘲笑うかのように、魔の手はジェシカにも…。戦慄のシリーズ新展開。
著者等紹介
ウォーカー,ロバート[ウォーカー,ロバート][Walker,Robert W.]
ミシシッピ州生まれ。シカゴで育ち、ノースウエスタン大学を卒業。79年から小説を発表、著作は三十数冊を数える。現在はフロリダに住み、地元の大学で創作について教えている
瓜生知寿子[ウリウチズコ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yi120
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ダレ場が多すぎる。ラストは無謀過ぎ。結果オーライというよりご都合主義か。何故携帯電話持ってないねん。そもそも物語に主人公の職業が反映されて無い。科学捜査は上辺だけでヤマ勘で逮捕は無いでしょう。2015/11/24
ルウ
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★3 過去のシリーズより、グダグダ悩んでたりするのが少ないので、比較的スッキリ読める。キリスト教については全く知識がないので、理解出来ない部分もあったが(主に神父とジェシカの会話)、犯人の意図らしきものは分かった…かな?しかしジェシカはオッサンが好きねー2015/01/18
にょろりん
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神父様とジェシカのやり取りの部分は飽きるものの、全体的におもしろく興味を持って読めた。彼女のあいかわらずの無鉄砲ぶりには、そろそろうんざりしてきてるけど。2014/06/25
tai65
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星3つ2009/05/20
mitsuru1
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狂信的な異常者 やや期待はずれかな。2009/02/25