内容説明
一枚岩だった4人が、それぞれ自分のやりたいようにやった“ロックの百科事典”。リリース当時“とっちらかった内容で駄作”と評されたこのアルバムは、メンバーの当時の心理状態や社会情勢を投影した、とてつもなく深遠な作品だった。当時のメンバーの行動をもとに綿密な分析と検証を展開する、人間ビートルズが表徴された傑作のインサイドストーリー。
目次
1968年
関係者たち
収録曲
カバー・デザイン
1968年のそのほかの音楽
“ホワイト・アルバム”後のホップ
“ホワイト・アルバム”とチャールズ・マンソン
エピローグ
著者等紹介
カンティック,デヴィッド[カンティック,デヴィッド][Quantick,David]
1961年、イギリス、サウス・ヨークシャー生まれ。音楽とコメディを専門に、ジャーナリスト、作家、評論家として多方面に活躍。1983年に『NME』をはじめとする音楽誌に記事を書きはじめ、以後、活字メディアのみならず、ラジオ、テレビにも進出、世界最初のインターネット・シットコム『Junkies』も彼の手になる
安藤由紀子[アンドウユキコ]
1949年、東京生まれ。明治学院大学英文学科卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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