内容説明
明治・大正・昭和の時代を再認識する88の物語。大反響大ベストセラー・シリーズ堂々の完結編。
目次
明治の改革(天皇の権威を背負い新国家を建設;武士の自己犠牲で実現した廃藩置県 ほか)
近代日本を描いた文学(数奇な運命から日米の橋渡し―津本陽『椿と花水木』;屈辱外交の犠牲になった土佐藩士たち―大岡昇平『堺港攘夷始末』 ほか)
日本統治下の台湾・朝鮮(経済的利益を得ていなかった日本;高砂族を融和させようとした樺山総督 ほか)
近代日本の外交(英米か露と組むしかなかった日本;「不平等」より「開国」を優先させた幕府 ほか)
日本の心を伝えた外国人(「毅然たる武士」を詩にしたホイットマン;民族興隆の活気に感嘆したモラエス ほか)
著者等紹介
藤岡信勝[フジオカノブカツ]
昭和18年北海道生まれ。北海道大学教育学部卒。同大学大学院教育学研究科博士課程単位取得。名寄女子短期大学講師、北海道教育大学釧路分校助教授、東京大学教育学部助教授を経て、平成3年より教授(学校教育開発学コース)、平成16年4月より拓殖大学教授。平成7年自由主義史観研究会を組織し、季刊雑誌『「近現代史」の授業改革』(明治図書)を創刊。「新しい歴史教科書をつくる会」の副会長としても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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