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出版社内容情報
1979年に発刊され、50万部を売り上げた松山千春氏の自伝がついに復刻!
松山千春が23歳の時に書き下ろした唯一の自伝『足寄より』。幼少期、中高生時代、歌手デビュー、そして大ヒットシンガーに成長するまでの人生を率直な表現で綴った伝説の自伝が、デビュー30周年のこの記念すべき年に蘇った! さらに、50歳の今の心境を綴る「新規書き下ろし」も掲載する完全保存版。
内容説明
この本を読まずして、千春を語ることはできない。23歳の千春が書き下ろした唯一の自伝。たくさんの方のご要望に応えて、デビュー30周年記念に、あの“伝説の書”が、特別復刻!!50歳になった現在を語る新規書き下ろしも掲載。
目次
1 誕生
2 足寄西小学校
3 足寄中学校
4 足寄高校
5 北見時代
6 旅立ち
7 恩人竹田さん急逝
8 全国ツアー
9 今二十三歳男
10 今五十歳男
著者等紹介
松山千春[マツヤマチハル]
1955(昭和30)年、北海道足寄町生まれ。フォーク・シンガー。1977(昭和52)年1月、シングル『旅立ち』でデビュー。以後、『季節の中で』『長い夜』『恋』『窓』『君を忘れない』など、ヒット曲を次々と発表。卓越した歌唱力とメッセージ性の強い楽曲で熱い支持を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
katakuli365
5
自称千春ファン。1955年生まれ23才の頃の自叙伝で30年ぶりの復刻版。当時のスタンス、スタイルを今も変えず、(本中でも政治家になりたい事も言っている)デビュー1年で大御所歌手にも魂が無いと滅多切り。生意気なままに信念を変えない事は簡単で無い。人生の主役は俺、自分達であるの考え。極貧育ちでも信念でローカル新聞作りの父親を尊敬し、出稼ぎに行ってほとんど家に居なかった母親を愛していた、今なお北海道が拠点。ホーム地(拠り所)の大切さを感じる。私は23才は信念など無く右ならえだったなあ…。2013/04/17
ラン
1
BSで筆者のインタビュー番組を見て興味を持ち、図書館から借りました。歌は以前からのファンでしたが、かれの生い立ちや生きる哲学が分かり、さらに好きになりました。貧乏のどん底でも、父親が毎晩新聞を読んでくれるのを聞いているのが幸せだったという子供時代。「足寄の自然の中でこそ生きていることを実感できる」という思い。「生きざまをダイレクトに歌にする」という一貫した姿勢に惹かれます。晩年の千春の歌が楽しみです。2021/07/17
アヴィ
0
70年代後半から80年代前半にかけて、とんでもなく売れていた時代を知る世代にとっては、最近のネットニュースでふれるニュースが病気関係ばかりなのは悲しいが、既にそれだけの年月ご流れている証でもある。若くして売れたわけだが、十勝の山間に位置する足寄という、松山千春登場以前は北海道内でも知名度の低かった同町を一気に全国区にした功績は大きい。その後政治家との関わりや、裏社会との関わりなどで随分バッシングを受けた時期もあったが、北海道を根城に、ライブとラジオだけで活動を続ける姿はこの頃から変わらない。2024/10/23