内容説明
エレナは、世界でただ一人の狼女だ。正体を秘めて恋人のフィリップとすごす、トロントでの平穏な日々。それを打ち破ったのは、かつて属していた“群れ”のリーダー・ジェレミーからの招集だった。「はぐれ狼」たちの攻勢にさらされる“群れ”の仲間たちを救うために、人狼どうしの抗争に身を投じるエレナ。しかし“群れ”にはクレイがいた。かつての婚約者。人狼。そして、彼女を噛んで一生解けない呪いを課した、許せない男…。カナダ人女流が贈る壮大なロマンティック・ホラー・アクション。
著者等紹介
アームストロング,ケリー[アームストロング,ケリー][Armstrong,Kelley]
カナダ人女流作家で、『わたしを愛した狼』がデビュー作。現在、夫と三人の子供とともに、オンタリオ州に在住
山口緑[ヤマグチミドリ]
京都生まれ。同志社大学大学院卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆ひとこぶラクダちゃん☆
5
人狼が出てくるパラノーマル·ロマンスです。私の大好きなジャンルでウキウキしながら下巻へ。2019/12/04
mimi_chataro
2
【狼と満月】イベント参加のためチョイス本です。巻頭からいきなり「変身」します。人狼であることを隠し都会で暮らしているジャーナリストのエレナ。彼女のもとにかかってきた一本の電話。その電話は彼女をある場所へ向かわせ、そこで迎えるのは・・・。森を走る彼らにワクワク。では下巻へ。2014/11/07
youyou88
1
感想は下巻で!2021/12/02
たまきら
1
One of those Twilight follow-ups...そんな風に感じてしまいました。だって…女性の語り口調、感情の浮き沈みの激しさ、似てませんでしたか? とはいえ、設定自体はそれなりに面白いと思います。2014/09/08
luckyfortun
0
以前見逃した、狼男と吸血鬼の女性との恋を描いた映画を思い出して読んでみた。 主人公のことは、魅力的なキャラクターだと思えた。狼女になった経緯も、ゆっくりと物語が進むうちにわかってきて、なんとなく納得できた。でも、ミステリーそのものは、さほど感情移入出来なくて、下巻を読むか、思案中。2016/02/21