空想科学「日本昔話」読本

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  • サイズ B6判/ページ数 260p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784594051495
  • NDC分類 388.1
  • Cコード C0076

出版社内容情報

一寸法師はなぜ鬼に勝てたのか。
猿蟹合戦は本当にハッピーエンドか。

空想科学読本シリーズで人気の著者最新作。著者数年ぶりの書き下ろし超大作。日本人なら誰しもが知っている昔話のヒーロー達の謎を科学的にひも解く。「いなばの白うさぎ」はどうして皮を剥がれても生きていられるのか? 「かもとりごんべえ」が空を飛べる理由などに、ピュアな科学心で迫る。

【著者紹介】(扶桑社HPより)
1961年、鹿児島県種子島生まれ。理科雄は本名。物理学者になることを夢見て、東京大学理科・類へ進学するが、アルバイトで始めた学習塾講師の面白さにハマり、大学を中退。いくつかの塾を渡り歩き、90年にようやく自分の塾を設立するものの、経営者としても才能はまったくなく、学習塾はたちまち火の車となり、倒産の危機が・・・。そんな状況の95年、塾の資金繰りを少しでも楽にしたいと思って執筆した『空想科学読本』がベストセラーに。しかし、タッチの差で印税の入金が間に合わず、塾はついに倒産してしまう。塾講師から執筆へと活動の中心を移した99年、空想科学研究所を正式に設立し、主任研究員に就任。著書には『空想科学読本』シリーズ(メディアファクトリー)、『空想科学[映画]読本』『空想科学論争!』(扶桑社)などがある。現在、執筆活動のほかに、自らのラジオ番組『福田沙紀と柳田理佳雄のラジオ空想科学研究所』(ニッポン放送)、テレビ番組『ドコでモ空想科学』(テレビ静岡)などをもちつつ、『全国こども電話相談室』(TBSラジオ)にも準レギュラー的に出演している。さらにさらに、講演会や明治大学工学部で非常勤講師を務めるなど活動の幅を広げている。

内容説明

人、犬、猿、雉という兵力で鬼の大軍勢を屈従させたり、灰で桜を咲かせてみたり、破天荒で独創的な昔話の主人公たち。その物語は無数の人々が、幼い者たちへの愛情をリレーしながら、数百あるいは数千年をかけて少しずつ練り上げてきたものである。ゆえにその横顔や行跡には、人間の想像力が限界まで注ぎ込まれているに違いない。ならば科学の力で、その実力を見極めてみようではないか。

目次

一寸法師―一寸法師はなぜ鬼に勝てたのか
猿蟹合戦―子蟹たちの仇討ち成功は本当にハッピーエンドか
花咲かじいさん―シロはなぜ殺されねばならなかったのか
浦島太郎―魚の国の姫君が仇敵たる漁師を招待した真意
かもとりごんべえ―人間は鴨にぶら下がって空を飛べるのか
かぐや姫―赤ちゃんが3か月で乙女に!?あまりに成長が早くないか
いなばの白うさぎ―うさぎは皮を剥かれても生きていられるか
わらしべ長者―たった1日で資産を350億倍にするコツ
かさじぞう―かさじぞうの雪中歩行を科学的に想像する
かちかち山―うさぎがたぬきを惨殺した動機は何なのか
舌切り雀―雀vsおばあさんの実録鬼嫁日記
七夕―14.6光年離れた2人が1年に一度逢うために
桃太郎―桃太郎はなぜ桃と一緒に切られなかったのか
十二支―なぜ十二支にクマやタヌキはいないのか
鶴の恩返し―ヒトとツルの種を超えた相思相愛が実を結ぶ方法
大男の国引き―太古、日本の国土は巨人たちの玩具だった

著者等紹介

柳田理科雄[ヤナギタリカオ]
1961年、鹿児島県種子島生まれ。東京大学理科1類を中退。95年、『空想科学読本』がベストセラーに。99年、空想科学研究所を正式に設立し、主任研究員に就任。講演会や明治大学理工学部で非常勤講師を務めるなど活動の幅を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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星群

17
空想科学研究所主任研究員の柳田氏が、いくつかの昔話を科学的に検証している。2、3取り上げてみると、舌切り雀では雀とお婆さんは、妻VS愛人なみの愛憎劇を繰り広げていたこと。桃太郎のお婆さんは、とてつもなく怪力だったこと。そして、涙なくして語れないのは猿蟹合戦。あの敵討ちには、大勢の犠牲のもとで成功した、ということなのだ。…こういう見方も興味深いけど、やっぱり昔話は昔話のままでいいかな、と思う私なのだ。2012/02/11

8-nosu

8
中学生の頃に空想法律読本は読んだことがありました。今回は日本昔話を科学的視点で検証していく内容。いやぁ、面白かったです!桃太郎が産まれる時に何故桃と一緒に切られなかったのか、一寸法師にはその身長からは想像もつかない驚異的な体力があった…など誰もが疑問に思うところを一生懸命に検証した結果が詰まっています。途中、理科雄先生の妄想が炸裂し、科学が関係なくなるところも面白い!2016/08/07

水生クレイモア

6
考察しようとするポイントが相変わらず面白いえ2011/09/28

χ

6
浦島太郎が釣竿を持って竜宮城に行くのは確かに無謀であった。魚たちの敵であることを知らしめてる。目の付け所が違う。玉手箱の煙は空気中の水蒸気、要するに霧。海底で圧縮された空気が膨張し温度が氷点下まで下がった結果。竜宮城はキャバレーで箱の中には請求書が入ってた、その額は途方もなく、白髪が生えてもおかしくない(それでも毛先まで全部真っ白にはならないけど)、鴨とり権兵衛で坊主の目から火が出たわけでなく万一に備えてかぶってた兜同士がぶつかって火花が出た、などなかなか説得力もある面白い考察が多くてよかった2017/10/15

ぶれんだ

6
昔話って、名場面は覚えているけど結末とか細かい設定を忘れてることが意外に多いと気付かされた。この本は、昔話のストーリーを復習しつつ、話の所々を現代の科学と照らし合わせて分析しているから面白い♪作者が茶目っ気たっぷりにノリノリで書いてる感じにツッコミつつ、楽しく読ませて頂きました☆2010/06/21

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