内容説明
日本のとある大学で、中国と韓国の留学生が勉強している。講義の後の課外ゼミ(飲み会)で教授を交え、日本の学生と議論される靖国参拝、歴史認識、領土問題…とは。兵役体験の有無、自国で教わってきた歴史認識の相違、そして自国に対する思い…。それぞれの立場の違いがクローズアップされ、そこから日本が直面する外交問題の本質が見えてくる画期的な一冊。
目次
靖国神社参拝についての問題
南京事件についての問題
歴史認識と教科書問題について
竹島についての問題
中国と韓国の反日についての問題
中華思想についての問題
中国事情についての問題
中国経済とリスクについての問題
日米経済事情についての問題
米国の軍事についての問題
日本の今後についての問題
華人ネットワークについての問題
著者等紹介
屋山太郎[ヤヤマタロウ]
政治評論家。昭和7(1932)年、福岡生まれ。東北大学文学部仏文科卒業。34年時事通信社入社。海外特派員や編集委員兼解説委員を歴任し、62年退社。在職中から種々の審議会の委員を務める。平成14(2002)年、第17回正論大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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