内容説明
作家になりたい…そう考えているあなたにビッグニュース！伊坂幸太郎、沖方丁、乙一、その他１０人の新人賞作家が、インタビューという方法を通じて、その秘訣を教えてくれます。いわゆる文章読本、単なる作家入門ではなく、彼らのデビューに至るまでの経緯を紐解くことで、新人賞作家の黄金律とノウハウがあなたの手に！これであなたも新人賞作家だ。
目次
第１章 新人賞受賞にいたる１０の軌跡（伊坂幸太郎；冲方丁；乙一；垣根涼介；粕谷知世；貴志祐介；新堂冬樹；高野和明；戸梶圭太；渡瀬草一郎）
第２章 知られざる新人賞選考の舞台裏
第３章 チャットｄｅトーク「本書を読んでホントに受賞しちゃいました！」―１６歳・新人賞作家と語る
著者等紹介
友清哲［トモキヨサトシ］
１９７４年、神奈川県出身。編集プロダクション勤務を経て、９９年よりフリーライターとして活動を開始（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
H!deking
62
新人賞受賞作家のインタビュー集。たまたま好きな作家さんばかりだったので気になって読んでみたけど、これはなかなか面白かったです！伊坂さんとか乙一さんとか垣根さんとか本当好きな人ばっかり！トカジさんのインタビューも珍しいよね。１回飲んでみたいな(笑)あと巻末にこの本読んでデビューした現役高校生作家のインタビューも興味深いものでした！おすすめ！とくにメルトくんへ！(笑)2018/04/04
百鉄
9
本書には10人の作家がﾃﾞﾋﾞｭｰに至るまでの経緯、他にも創作に対する姿勢等が書かれています。取り上げられている作家も、江戸川乱歩賞受賞者から電撃小説大賞受賞者まで幅広いﾗｲﾝﾅｯﾌﾟ。当たり前の事だが、10人いれば10通り考え方がある。応募前に過去の受賞作を読み、傾向と対策を立ててから臨む人。過去の受賞作を全く読まずに臨む人。ﾌﾟﾛｯﾄをきっちり作り込む人。大枠だけ決めて、直ぐに本編を書き始める人。まさに十人十色。ただ、やはり皆様さすがはﾌﾟﾛの作家さん。それぞれに“こだわり”が感じられた!!2013/01/15
ヨクト
8
ぼくの好きな作家さんが揃ってる。2014/08/15
ken
4
もともと伊坂幸太郎の創作態度が気になり購入した本を、10年ぶりくらいに引っ張り出してきて読了。自分でも拙い小説を書き始めて、改めてプロの作家の姿勢を知るに及び敬服することしきりだった。そして当然だが、創作スタイルも十人十色で文学に王道はないことを改めて知らされた。特にプロット構成に関しては、緻密にねるタイプや全く練らないタイプと、人によっては大きな隔たりもあった。創作的な良し悪しはあるが、後者はよっぽど才能がなければ無理だと思わずにいられない。あと、内容的に欲を言えば純文学畑の作家の話も読みたかった。2018/08/22
coco夏ko10角
4
好きな作家さんが何人かのってたので購入。伊坂幸太郎が「デビューから５年目」の頃で、時間の流れを感じる。。。当たり前のことなんだけど、作家さんによってデビューまでの道のり・デビュー後の対応がバラバラで読んでて面白かった。2013/01/31
