内容説明
日常生活のナーバスbutグラマラスなテーマについて、精力的but投げやりな探求を行うことにより、退屈な日々に「うるおいビーム」を放射すること。これが現代生活様式学会の掲げる、活動方針である。そんな彼らが、「立ち食いそば屋におけるネクタイの処遇」「タバコの消し方」「食べかけポテチの保存法」「牛丼アンド生玉子の食べ方」など多種多様な生活シーンにおける、人それぞれの「やり方」を分類・研究。スマッシュヒットとなった『生活様式学入門』(扶桑社文庫)の続編が、待望の文庫化。
目次
テーブルコショーの振り方
湯浴みにおける手ぬぐいの処置
消しゴムケースの処遇
すれ違いざまの挨拶の仕方
タマゴ型チョコの食べ方
パンティーの干し方
寝床からの抜け出し方
牛丼アンド生玉子の食べ方
花束の持ち運び方
涙のごまかし方〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真香@ゆるゆるペース
95
「生活様式学入門」の第2弾。多種多様な30の生活シーン( 「割り箸の割り方」「消しゴムケースの処遇」「鼻毛のごまかし方」など) の人それぞれのやり方を研究。第1弾も面白かったけど、こちらも楽しめた!1つのテーマにつき8つのやり方が紹介されているのだけど、まともでポピュラーなものは最初の3〜4つで、後半になればなるほどどんどんナンセンスなやり方になっていくのは、第1弾と変わらず。あえて不便だったり非現実的なやり方を取り入れてみたら、マンネリ化して刺激のない日常のスパイスになって楽しいかもしれない。2019/07/01
はる
2
こういう本大好き。これらの様式を実践できたら何が吹っ切れて人生楽しくなるような気がする(笑)2013/11/14